志賀高日誌
「介護・福祉の仕事の魅力伝道師」による講演会
3月15日(水)、県の「介護・福祉の仕事の魅力伝道師」派遣事業を活用し、1・2年生福祉コース16名を対象に講演会を実施しました。今回は、能登町にある「特別養護老人ホーム こすもす」で介護福祉士・介護支援専門員として勤務されている酒谷敦子さんが「伝道師」として、介護の仕事の魅力をお話しして下さいました。
酒谷さんからは、介護・福祉を学ぶことでわかる「科学的根拠」と、利用者に寄り添うことでわかる「個別性」の両方の理解が進むことで、その人らしい生活を支援する介護が提供できることを教えていただきました。また「こすもす」は、ICT機器の活用や、職員のための施設内保育所の設置等、先進的な取組を多く行っています。介護を支えるための様々なアイテムと職員のアイデアにより「利用者に寄り添う介護」を実現していることを学ぶことができました。
生徒からは、「介護職のやりがいは?」「職員の精神的なサポートはどのように行っていますか?」「感染予防対策は?」「コミュニケーションが苦手だけどどうしたら良いですか?」といった様々な質問があがっていました。酒谷さんの温かい人柄にも触れ、進路について理解を深める大切な時間になったと思います。