学校行事

R6修学旅行 2日目(11/20)

【日程】

平和学習

(ひめゆり資料館・平和の礎・黒百合の塔)

→レストショップ琉球の館

→恩納村探究学習

 
【生徒コメント】

・私は今日戦争の恐ろしさを改めてまた知りました。当時の証言者から聞いたビデオはとても凄惨で心が痛みました。私と同じ歳の子がいきなり看護にまわれなどと言われ、軍の人たちの治療の手伝いなど想像も出来ないぐらい辛いことだったと思います。最初に見たガマは奥も見られないぐらいに深くて、資料館の中でそのガマを見てみたら岩が刺々しく太陽の光も見られないくらいに暗くてびっくりしました。当時の証言者の書き留めを見てみるとだんだん麻酔や消毒液も無くなっていくなかで、痛みに我慢する者やそのせいで腕を切断する羽目になってしまったなど私だったら耐えられないなと思いました。解散を告げられた時も今までの治療は何だったのかと憤る気持ちも痛いほど伝わってきました。今でも遺骨を探していたり、戦争の時から抜け出せてない人などが居ると知って今でもその人達にとって戦争は終わっていないんだなと思い改めて戦争はいけないことだと痛感しました。
また、(恩納村探究学習において)福祉について最初は福祉はアバウトな印象しかなかったけどこの機会を通してよく意味がわかったと思います。話を聞くと恩納村には介護者が少なくて大変と言っていました。また、対等な関係になり、相手を尊重することを主とし、自分の主観ではなく相手の話を聞くことを主とし介護をしていると聞いてすごいなと思いました。しかし、人手不足が著しく福祉教育がまだ広まっていないと仰っていて子供たちに福祉教育を広め介護に携わる人を増やしていきたいと聞いてその考えに驚愕しました。今日は恩納村の福祉について理解度がよく深められたと思います。(21H)

・2日目は沖縄について深く知り、考えることを頑張りました。まずひめゆり平和記念資料館では、同じくらいの女子生徒たちの生々しい体験談を体験しました。自分では想像しきれないものが残った''もの"から知ることができ、悲しいや怒りという感情では表せない感情がおしよせてきました。今の時代はネットや本などでも情報を入手することもできますが、現地ならではの雰囲気で経験することでより深く感情移入することができるとわかりました。戦争などの傷跡は全国各地にあると思いますが、まずは広島長崎や鹿児島県の知覧飛行場など有名なところから学ぶために行きたいと思いました。
思納村では思納村博物館を周り、昔と今を体験することでの変化や進化あるいは退化しているところを知ることができました。班活動のブレーンストーミングではそれぞれが体験したことを出し合って良いシートを作り、発表して、質疑応答も対応できたのでしっかりと思納村について学ぶことができました。(27H)