学校長 ご挨拶

 石川県立金沢商業高等学校のWebページにアクセスしていただきありがとうございます。
 本校は、明治33年金沢市立金沢商業高等学校として創設され、学制改革により石川県立金沢菫台高等学校を経て、現在の石川県立金沢商業高等学校と改称され半世紀を越えました。
 本年(令和6年)で創立124年目を迎えた歴史と伝統を誇る商業の専門高校です。これまでに約3万名の卒業生を輩出し、卒業生の皆さんは有為な人材として地元金沢はもとより県内外の政財界・経済界をはじめ各方面で活躍しております。同窓会も非常に活気があり、本部はもとより、関東・関西支部も精力的に活動し、母校発展のために頑張って頂いております。
 本校は商業教育を通じて、豊かな人間性・社会性の育成と社会に貢献し、将来リーダーとなる生徒の育成を教育目標とし、「人づくりの金商」を目指しております。平成26年度には、商業高校としての最新の設備を備えた新校舎が完成し、同窓会からクーラーを寄付していただき、恵まれた環境で学習や部活動に頑張っております。この素晴らしい環境を十分に活用し、石川県の商業教育の拠点校として、しっかりとした成果を残していかなければならないと強く考えております。平成26年度からの3年間においては、文部科学省の「成長分野における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業の指定を受け、シンガポールの高校生との交流事業を通して観光・英語人材育成で成果を挙げ、今なお取組を継続しております。
 こうした中、時代のニーズに応えるため、令和4年度入学生より教育課程を変更し、従来どおりの商業が学習できる「ビジネスコース」に加え、四年制大学進学希望者の指導を充実した「カレッジコース」と国内外の観光客に対するおもてなしに対応できる「観光サービスコース」の3つのコースそれぞれの学習内容を充実し、就職はもちろん進学もできる金商として教育活動を展開しております。さらに、健全で逞しい心身の育成を目指し、部活動も大変盛んで、全国制覇を成し遂げている名門女子バレーボール部やインターハイ決勝進出の少林寺拳法部の活躍に続けと、野球部をはじめとする各運動部が切磋琢磨し、ともに好成績を残し素晴らしい校風を築いているところです。商業部の珠算・電卓部や文化部も着実に成果を挙げ、運動部に続けと躍進を誓っているところです。
 今後とも、教職員と生徒が一丸となって、本校の更なる発展のために取り組んでまいります。PTA、同窓会そして地域の皆様方の温かいご支援を心からお願い申し上げ挨拶とさせていただきます。