日誌

避難訓練【地震・津波】

 17日(火)の5限目、2時5分から大地震が発生し、津波警報も発令されたという想定で避難訓練を行いました。今年度殿山まで避難する訓練は初めてでした。本日のめあては、自分で判断し安全に避難できるか?です。地震の放送で一次避難:机の下にかくれる、揺れが収まったら校内放送に従って二次避難:学校玄関前に集合です。放送終了後わずか1分32秒で児童・職員全員が玄関前に集合し、全員の安全確認ができました。

 その後、津波警報の効果音が流れ、校長は「津波警報が出されました。次の避難場所は殿山の頂上です。学年・順番関係なく頂上まで走りましょう!」というと、子どもたちは一目散に頂上めがけて駆け上がりました。その速さにはびっくり、職員がおいて行かれるほどの速さでした。殿山頂上に児童・職員が全員集合するまで、避難開始から5分50秒。津波到着予想時刻が19分と考えれば◎!

 学校に戻ってから、今駆け上がった殿山避難道がいつ、どのように作られたのかについて小町公民館長さんからお話を聞きました。殿山は中沢医院さんの所有地であること、東日本大震災後、地域の皆さんの安全を守るために、中沢先生の呼びかけで地域の皆さんが協力しこの避難道ができたこと。実際避難道が完成したのが東日本大震災からわずか3か月後であったこと。これらすべてに驚きながらお話に聞き入りました。最後に避難道を作る際のみんなの合言葉を教えていただきました。『地域の宝・子どもたちを守るために』。地域のみなさんのおかげで、明日からも安心して学べることに感謝し、教育活動をすすめていきたいと思います。小町館長様、お忙しい中のお話、本当にありがとうございました。