日誌

1/10 今後の学校再開に向けて

正院小・保護者の皆様へ
 いつも本校の教育活動にご理解とご協力いただきありがとうございます。
 さて1月1日(月)16:10頃、珠洲市を震源とする震度6強の地震がありました。各ご家庭でも様々な被害があったことと思います。心より深くお見舞い申し上げます。私が昨年の4月に赴任して、わずか9か月で2度の大地震を体験しました。決して同じ経験は2度とないことでしょう。

 昨日から本来なら3学期が始まる予定でしたが、今本校は200数十名の避難者の方の避難所となっており、ほぼすべての教室等が避難者のお部屋に利用されています。それでも避難所の本部長・副本部長さんは「ここは学校、子どもたちが学ぶべき場所だ。学校再開に向けた準備・協力を優先する!」とのお言葉をいただきました。大変ありがたい限りです。

 昨日より、午後1時から1時間程度『スタディタイム』として、避難所に避難している児童等を対象に学習する時間を設定し、本校教員が指導にあたっています。昨日は小学生3人・中学生4人の参加でしたが、今日は小学生8人・中学生7人の参加があり、いかに子どもたちは学びたがっているかを知りました。

 明日からは2時間程度に延長し、来週からはぜひ時間割を組んで学校が再開できるように準備をすすめています。

【地震に負けない 正院小学校】をスローガンとして、職員一丸となって取組を少しずつすすめたいと思います。みなさんとご理解と力強いご協力をよろしくお願いいたします。
                                         正院小 山野