日誌

5/26 埼玉県・地球市民学習との交流

 26日(日)、埼玉県の地球市民学習の皆さんが本校に来校され、本校の児童と交流活動を行いました。地球市民学習とは、埼玉県(さいたま市)で子どもが中心になって活動している団体で、「世界に目を向けよう~今、私たちにできること~」をスローガンにいろいろな活動に取り組まれています。

 今回、地震後の本校及び避難所のいろいろな報道から、本校の子どもたちに《友情ボックス》を手渡したいと来校が実現しました。朝6時すぎの北陸新幹線で珠洲まで、約6時間の移動でしたが、みなさん元気に来校して下さいました。

 最初に、体育館で自己紹介をした後、バースデーライン…誕生日の日付順に輪を作って、互いの誕生日を紹介し合いました。その後、いろいろな世界の遊びを行いました。ちょっと違ったじゃんけんや、ハンカチ落としのイギリス版にもチャレンジ。少しずつ互いに打ち解け合う姿が見られました。最後に、準備されてきた《友情ボックス》のプレゼントをいただきました。中身は、それぞれの子がそれぞれの思いで詰め込んだもので、本やぬいぐるみなどたくさんのものをプレゼントしていただきました。この日に参加できなかった児童の分までいただき本当にありがたく思います。

 次は、記念植樹の予定でしたが、以降の時間確保のため、次の活動に。その後、校舎3階に上がっていただき、学校の周りの風景や、グラウンドの仮設住宅を見下ろしていただきました。埼玉の子どもたちは写真をとっていました。

 続いて、この日仮設住宅・集会所で行われている催し物・復興マルシェを少し見学し、最後は公民館へ。公民館内の避難所の様子や、避難所壁新聞について実際に見ていただきながら、公民館長さんや壁新聞を作った中学生が、実際に壁新聞を作った時のことや今までの避難所の対応等を説明していただきました。

 あっという間の2時間。戻らないと帰りの新幹線に間に合わなくなります。最後、みんなで今日の感想を伝え合って、また会うことを誓ってお別れしました。

 地球市民学習の皆様、遠路本当にありがとうございました。また会える日を楽しみに!ぜひ次回は1泊でゆっくり珠洲を味わって下さい。