日誌

突然の贈り物

 27日のお昼,正院公民館の主事さんが来校され,上戸公民館から子どもたちへのいただき物を届けていただきました。「オンノキバ」。「オンノキバ」とは,上戸地区に残る昔からの行事。正月に供えた餅を、7月1日に割って食べる行事です。硬くなった餅を、農作業に使う木づちでたたき割って食べます。割れたかけらが鬼の牙に見えることから「オンノキバ」と呼ばれています。残り半年の平穏無事や健康を願い、江戸期には珠洲の各家庭で盛んに行われていたとされています。カリポリとした音で体内の邪気を祓う意味もあるとのこと。

 早速ランチルームで給食を食べている児童に,素敵なプレゼントの紹介をすると,子どもたちは喜んでいました。どうぞ,ご家族で味わって食べて下さい。