日々の出来事

3/5 今年度最後の読み聞かせ

 5日(水)、今日も寒い雨の朝となりました。それでも、子ども達と一緒に3名のボランティアの皆さんは元気にご来校下さいました。

 ボランティアの皆さんは、いつもより早く教室へ。今年度最後との思いが感じられました。早く教室に入ると少し時間があるので、子ども達と会話する様子も。地域の皆さんと子ども達が、何気ない会話ができる時間。とっても大事で大切だなぁと感じながら聞いていました。

 1・2年教室では、2冊読み聞かせて下さいました。1冊目は「おもいではきえないよ」。春のこと。おじいちゃんとあたしは手と手をつないで、ゆっくり散歩をしたよ。 春も、夏も、秋も、冬も、ずっと一緒にいたおじいちゃん。「だいじょうぶ、どこにも行かないよ」。おじいちゃんはいつもあたしに言ってくれた。でも、あたしの前から、おじいちゃんはいなくなってしまった―。絵本ではこの場面はおじいちゃんがいつも座っていたソファだけを描いて、添えられた文章は「おじいちゃんの物語は、もうきけない。」。絵本を読む子供たちが、「死」、愛する人がいなくなるってどういうことなのか実感できるお話でした。2冊目は「さくららら」、北国にある桜の木は、今年もつぼみをつけ、ふくらませ、じっくり開花の準備をする。自分の咲く日は自分で決める、さくらちゃん。それをまわりが温かく見守る、そんな今の子ども達の思いと重なる素敵な本でした。

 読み聞かせが終わると、今年度最後なので1年間のお礼を伝えました。一人一人が自分の言葉で感謝の気持ちを伝えていました。最後はお花のプレゼントし、みんなで記念写真。

 

 

 

 今日も本当に素敵な読み聞かせの時間となりました。来年度もご来校の約束をして、みなさんお帰りになりました。今日も素敵な本との出会いに感謝!ありがとうございました!