児童の様子2025
6年 総合的な学習の時間 「まちをみるめ」
10月14日(火)、6年生の総合的な学習の時間「庄町のよさを伝えよう」の一つとして、野村不動産(東京)の方のご協力で、「まちをみるめ」の学習を行いました。
6年生はこれまでに「庄町のよさを伝えよう」の学習として、「庄町のししまい」や「庄町の自然」「農作物」などについて調べていますが、あくまでも自分たち(子ども達)の視点からの調べ方になっています。今回は野村不動産の方に「まちをみるめ」の授業をしていただき、自分たちが調べた視点とは違う見方でこれまでの調べた内容を見直してみることが目的です。
授業では、野村不動産の方にまずは、「まちをみるめ」について体験を交えながらの説明を伝えていただきました。
「まちをみるめって?」
「これって、何に見える?」
「竜?」「花?」「見方によっていろいろ見えるよね」
いすの上に立つと・・・「天井が近い!」「床が遠くて、こわい!」「黒板の上も見える!」
床に寝て見ると・・・「床のごみが見えやすい」「今度は天井が遠い!」こんな風にいろんな見方が。
そこで、今度は「小さな子どもを連れている人」「わいわいはしゃぎたい人」「しずかにすごしたい人」「おとしより」「せんせい」「にほんごがわからない人」のみるめ6チームに分かれて学校を探検しました。
最後には、それぞれの見方で見えたことを共有し、ふりかえりをしました。
この学習によって、子ども達はいろんな立場で見られることができました。「おとしよりにとっては、手すりがない。段差が多い。」「小さい子にとっては、トイレの電気が届かない」「日本語がわからない人にとっては、図書室は日本語ばかりでわかりにくい」など、その人の立場に立った優しい視点で考えられていて素敵でした。
中には、「先生にとっては、体育館は子どもがけがしないか心配」「先生にとっては、職員室は仕事がたくさんある」など、先生への気遣いも感じられるうれしい見方もありました。