カテゴリ:珠洲の動植物

アルコール脱色法でデンプン確認

 秋の校庭の草花をつかって,光合成の確認実験を行いました。
 今回は,1度目の「たたき出し方」ではなく,エタノールを使った「脱色法」でやってみました(上の写真は,エタノールで脱色している様子)。緑色が抜けた葉っぱの様子に驚き,エタノールがきれいな緑色に染まったのを見て喜んでいました。
 1日前にアルミホイルでおおった葉と,そのまま太陽光をあてた葉との違いは歴然。雑草も,ちゃんと光を浴びて光合成をしていることが確認できました。

アサギマダラの幼虫・サナギ

 今,珠洲には,アサギマダラという蝶が,海岸に来ています。この蝶は,長距離の渡りをする蝶として有名で,九州などからも飛んできているようです。どうしてそんなことが分かるのかというと,アサギマダラを研究している人(マニアも含む)は,蝶を捕まえて羽に名前や日付・捕獲場所などをマーキングし,もう一度放してやるのです。こういう作業を,あちこちでやることで,同じ蝶が捕獲され,どこから飛んできたのかが分かるというわけです。
 珠洲に来るときには成虫となっていて産卵も行わないので,卵や幼虫の姿を見ることはできないのですが,白山市の知り合いから分けてもらい,学校で観察しています。
 サナギは,とてもきれいな緑色で,金の点々まで入っています。いつ羽化するのかな。

カブトムシの幼虫60匹!

カブトムシの幼虫 今年もまた,公民館の館長さんから,カブトムシの幼虫の入った土を頂きました。さっそく,三つのケースに分けて入れてあげましたが,その数,60匹。
 希望者には,分けてあげようと思います。
 腐葉土が入ったケースを持って来て下さい。少しの腐葉土なら学校でも分けてあげますよ~。

サナギになろうとしているアゲハの幼虫

 今朝,近所のお家の裏で七夕用の竹を切っていたところ,2年生のEさんが,「先生,こんな幼虫いました」と木の枝だについたアゲハの幼虫を持ってきてくれました。
 なんで,木なの? と思って見てみると,糸を出して,サナギに変身する準備をしている所でした。Eさんも,それに気づいていたらしく,「糸みたいのでつながっている」と言っていました。
 Eさんは,まだ2年生。そこで,この幼虫は,3年生教室へと行くことになりました。3年生は,蝶の成長や昆虫を勉強していますから。
 さて,どんな蝶が出てくるのでしょうか。まずは,無事にサナギになってくれることを願っています。