TADA Elementary School
理科室から
台風の進路を調べました
そこで…というわけでもありませんが,教科書を先取りして,台風の勉強をしました。
ネット上には,デジタル台風というサイトがあります。ここには過去の台風が,その進路や気圧,そして雲映像も登録されています。
好きな年を選び,日本に近づいてきた台風の進路を調べて,白地図に記入します。一人三つ調べるだけで,
・台風がどのあたりに発生し
・どんな進路を通り
・どのあたりで消滅するのか
が,およそ理解できるんです。
大きな台風の動画(連続写真)を見ると,台風が発達していくようすもみることができて,なかなかの迫力です。
葉も出しているけど…私も出しているかも…
・日光が当たっているので,葉から蒸発していく。
・葉から水蒸気になって出ていく。
・水の分子のうち,酸素原子は体に取り入れられて,水素だけ葉から出ていく。
・花や,他の部分に移動していく。
分子の話まで出てきて,なかなかおもしろいです。
さて,そのうち,まず,「葉から水蒸気が出ているかどうか」を実験します。
校庭にある樹木の葉を数枚,枝ごとビニル袋に包んで…枝だけの包んだ物も対照実験として準備。
セットし終えて教室に戻ると「先生,私の手も包んで…」とMさん。先ほどの授業で,「人間も汗をかくから,葉っぱからも出てくるのではないか」という意見に触発された行動です。
本人からの希望なら…ということで,約1時間ほど,手に袋をかぶせたまま過ごしました。
結果はご覧の通り。私たちの身体からも,汗でダラダラ落ちなくても,水蒸気が出ているんですね。
サナギになろうとしているアゲハの幼虫
なんで,木なの? と思って見てみると,糸を出して,サナギに変身する準備をしている所でした。Eさんも,それに気づいていたらしく,「糸みたいのでつながっている」と言っていました。
Eさんは,まだ2年生。そこで,この幼虫は,3年生教室へと行くことになりました。3年生は,蝶の成長や昆虫を勉強していますから。
さて,どんな蝶が出てくるのでしょうか。まずは,無事にサナギになってくれることを願っています。
羽化していました ツマグロヒョウモン
羽を開いたところは撮れなかったのが,残念です。
ツマグロヒョウモンの幼虫とサナギ
学校の玄関のプランターのビオラの葉に,あまり見かけない幼虫がいました。調べてみるとツマグロヒョウモンという幼虫らしいです。その後,プランターから離れて,サナギになりました。そのサナギというのが変わっています。真っ黒なんですが,対称的な金色の星の模様があるのです。なんとも神秘的な感じがします。
テントウムシの幼虫・さなぎ
子どもたちに紹介して、成虫になるのを楽しみにして観察します。
メダカ誕生
今日の朝,学校に来てみると,たくさんの稚魚が生まれていました。最初は,なかなか気づかなかった子どもたちですが,大きさが分かってくると,たくさん孵っていることに気づいていました。
さて,エサはどうするのか…これが,次の学習内容です。
113番目の元素「ニホニウム」
1限目,6年算数。教師にやってきた子どもたちから出た言葉は,「先生,知ってる? ニホニウム」「113番目の元素の名前だよ」との連絡。朝のテレビも新聞も全く見ていない私は,初耳。「へ~,やっぱり日本に関係あるような言葉になったんだなあ」と私。
こんな話題が子どもの方から出てくるって嬉しいなあ。
こんな話題が子どもの方から出てくるって嬉しいなあ。
元素周期表
先日,早速,子どもたちにわけてあげたところ,大喜びで家に持って帰っていきました。
カリキュラム的には周期表の話を聞くのは,おそらく中学2年生からだと思いますが,今から部屋に貼っておくと,原子分子と仲良くなれるかも知れませんね。
かぶと虫の幼虫70匹以上
お昼休みにそれを開けてみると,なんと,たくさんの幼虫が入って居るではありませんか。
7つのケースにわけたのですが,総数70匹以上いました。
写真の小さなケースには5~6匹ずつ入っています。
そこで,みなさんに,おわけします。
幼虫が欲しい方は,腐葉土の入った昆虫ケースを持ってきてください。成虫になったことを考えると,蓋もあった方がいいでしょう。
尺取り虫!
禄剛崎の灯台ひろばで行われた,第30回たこあげ大会。本校の子どもたちも沢山参加しました。
1時間ほどたこあげを楽しんだ子どもたちは,自然の中で遊び始めます。
すると,わたしに声がかかり始めます。
4年生のYくんは,尺取り虫がいたといって,手に乗せて見せてくれました。ちょうど曲がっている瞬間をパチリ。
2年生のYくんは,はさみ虫がいたといって,弟といっしょに呼びに来ました。まだ保育所の弟も,お兄ちゃんの見つけたはさみ虫を追いかけていました。
1時間ほどたこあげを楽しんだ子どもたちは,自然の中で遊び始めます。
4年生のYくんは,尺取り虫がいたといって,手に乗せて見せてくれました。ちょうど曲がっている瞬間をパチリ。
2年生のYくんは,はさみ虫がいたといって,弟といっしょに呼びに来ました。まだ保育所の弟も,お兄ちゃんの見つけたはさみ虫を追いかけていました。
やさいの苗植え・虫発見
畑は,前もって校務員さんが耕してくれていたので,まずは,草取り。
そこは,2年生の生活科。まずスギナがぬきにくいことに気づいて,草と勝負。
そのあと,畝をつくり…シャベルで土を掘るたびに,「せんせいーようちゅういた!」「ここにもいた-」と大騒ぎ。はさみ虫も見つけたけど,だれも触れませんでした。
無事野菜を植えたあとは,たっぷりと水やり。みんなやりたがって大変。
さて,この幼虫たち,これからどうなるのかは,続編で。
クロアゲハの巣立ち
そして,先日,そのサナギが見事孵化し,大きなアゲハチョウになりました。クロアゲハでしょう。
チョウの姿を認めた子どもたちは,元理科担当だった私と,元担任だったN先生に報告に来てくれました。そして,みんなの見ている前で,大空へと放したのでした。
新掲示版「珠洲の里山・里海」
昨年までは、珠洲の昆虫に注目して写真を掲示してきたのですが、だんだんネタ不足になってきました。そこで、今年度は、珠洲市の自然や歴史全体をイメージした四季折々の写真を掲載しようと思います。
ただ、一教師が準備できる写真は限られています。PTAの方で写真が好きな方がおられましたら、是非、この掲示版に写真を寄せて頂けませんか?
今年度、1枚目の写真は、私の友人が撮ったトキです。
砂鉄を探してきました
やや風が強かったものの、みんな一生懸命探していました。少しずつしか集まらないのですが、ある子が「石の下にいっぱいある」と発見。それからは、短時間で、沢山集める子もいました。その石も、しっかりハマっているものではダメなようです。
ヤマメの稚魚
サケと違い、孵化率も悪いし、臍囊がなくなるまでにも数匹なくなりました。そのあと、エサをやるのですが、これもうまく摂食できないのか、死ぬやつがいます。今朝も、6匹ほど死んでいました。
サケの卵は、90%以上の確率で、放流まで生きていてくれます。ヤマメの場合は、どうなのでしょうか。育て方は、サケのときと同じようにしているつもりなんですがね。
あとひと月、放流するまでには、なんとか死なないで欲しいです。
水溶液の名前をあてよう
石灰水、塩酸、食塩水、アンモニア水、炭酸水を、いろいろな方法で調べて、特定します。炭酸水の炭酸が抜けていて、よく分からない…というグループもありましたが、他のものの名前が決まったので、どうにか、全部のグループで、正解を出すことが出来ました。
協力して、楽しく実験できていたようです。なにより…です。
危険な薬品ほど興味深い…
危険な薬品を扱うと言うことだけで,なんとなく大人に近づいた気分になります。そのためなら,少々めんどうなこともしっかりやってくれるというわけです。
この単元は,ずっと,安全めがねをして実験をしています。
先日,公開した授業で,中学校の先生から「てきぱきと安全に実験していた」と誉めていただきました。毎時間,沢山の実験をしてきたからでしょうね。
水溶液にとけているもの
○クエン酸+水→クエン酸水溶液
○酒石酸+水→酒石酸水溶液
これら2つは,いずれも「白い粉」を溶かして実験に使ったので,何を溶かしたのかは分かっています。白い粉=固体です。
○酢酸+水→酢酸水溶液
酢酸は,常温では液体です(しかし,17℃くらいで凍ってしまう)。ビンに入っている酢酸を見るとなんだか水溶液に見えますが,水溶液ではなくこれは純粋な物質なんです。それを水に溶かして実験しましたので,だからやっぱり溶けているものは知っています。液体です。
それじゃあ,
○○+水→炭酸水溶液
ここにはいる○○はなんだろうってことですね。
蒸発させてみたり,炭酸水を振って気体を集めたりして,その正体を調べました。
溶解の最後は,べっこう飴作り
とけたものを取り出す方法として,「水溶液を熱して蒸発させる」というのがあります。食塩水でそういう実験をした後,「でも,砂糖水では,できません。それは,砂糖が分解してしまって炭になるからです」ということを伝えて,実際に砂糖水を温めて見せてあげました。その時,「途中でやめると,ベッコウアメができるんだよ」って言ったんです。それで「作りたい!!」ということになったというわけです。
みんな楽しそうに作っていました。
家でやるときには,必ず,家の人と一緒にやって下さい。火傷をすると大変ですからね。
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