珠洲市立直小学校
TADA Erementary School
今年度もJAのご支援を受けいしかわ田んぼの学校米づくり体験農園事業を行っています。その事業の一環として、当毛さん(杉ノ木地区)が所有する学校田で稲刈りを行いました。今年度は臨時休校のため田植え体験ができず、待ちに待った稲かりとなりました。絶好の秋晴れの下で行うことができました。開会式では、農事法人組合「きずな」代表の桶田さんから
激励のお言葉をいただき稲刈りが始まりました。たくさんの協力者・参観者のもと、6年生女子4名は着物を、男子6名は法被を身にまとい、5年生と一緒に稲を刈りました。4年生は刈った稲を運んでくれました。刈るのには慣れても、稲をし
ばるのに苦労しながらも楽しんで働くことの楽しさ・大変さを学びました。その後、学校玄関に戻り、臼すり体験を行いました。郷土民謡研究会の池谷内さんのご協力で、昔の人たちが刈り取った稲をお米にするまでの作業を6年生が体験しました。また、4年生は新しく臼すり唄を披露しました。池谷内さんから2回にわたり指導を受け、唄に磨きをかけてきました。その豊作への感謝を込めた臼すり唄を大きな声で繰り返し唄い、昔の人々が夜通し続けた臼すりの仕事の様子を思い起こさせてくれました。
“クラシックな米づくり”の経験は子どもたちにとって、本当に貴重な体験となりました。JAすずしの皆様や、学校田を整備していただいた桶田様をはじめとする農事法人組合「きずな」の皆様、唄の指導や衣装の準備・着付けをしてくださった郷土民謡研究会の皆様、足を運んで参観・応援していただいた保護者・地域の皆様、本当にありがとうございました。