2015年5月の記事一覧

ミイデラゴミムシにやられた!

 3年生の教室には,モンシロチョウの幼虫をはじめ,いろいろな昆虫が持ち込まれています。
 今朝,学校へ行くと,養護の先生から,ある昆虫を見せられて,「これにやられた子がいて,手の皮に色がついて,なかなか取れない」と言われました。
ミイデラゴミムシ ケースの中を見ると,きれいな模様のゴミムシが…これは,ミイデラゴミムシという種類の昆虫で,別名,ヘッピリムシと呼ばれています。この昆虫は,2種類の液体を合成させた,毒液を出します。この毒液は,たんぱく質を変化させるのです。だから,手についているのは「液の色」ではなく,変化した皮膚なのです。皮膚がはがれないと色はとれないようです。
 模様のある方が,そのミイデラゴミムシです。
 身のまわりには,ほかにも危険な昆虫がいるので,注意しましょうと,呼びかけました。とくに,目に入ったりしたら,とても危険ですからね。