TADA Erementary School
2015年11月の記事一覧
先生方も日々勉強です
講師は,金沢高校の四ヶ浦弘先生。先生は,金箔・銀箔などを授業に導入し,たのしい授業を作り続けてきた方です。今回は,その研究成果の一端を体験しました。
とても高度な内容なのに,楽しく講座を受けることがきて,会員の先生方も満足していました。
右下の写真は,砂金と砂鉄が混じった状態から,如何に砂金だけを取り出すかと言う実験。金を取り出すという発想から,砂鉄をくっつけると言う発想をすると,すぐに,見つけることができます。下の指のところにあるのが,砂金です。
先生も,こうして,日々,勉強しているんですよ。みなさんに,少しでも,たのしい授業をプレゼントしようと思ってね。
化石探し
マイナスドライバーなどを使って,泥岩を薄く剥がしていくと,次々に葉っぱの化石が現れました。「小さな黒い点のようなものも,生きものの可能性があるよ」とは言ったものの,みんな大きな葉っぱの化石を見つけたくて,そればかり探していました。
12名中,10名が自分の岩石から発見。後の2名は,友だちからもらったり,指導者からもらったりして,大切そうに持って帰りました。
家の人に見せたら,「すごいね~」って,ほめてもらったとか…。お家の人,的確な反応,ありがとうございます。
地層(露頭)の見学
学校から2.5㎞くらい離れたところに,平床貝層とよばれる地層の露頭があります。
この露頭は,石川県の天然記念物に指定されていて,勝手に荒らすのは禁止。でも,地元の小学生だから,少しは落ちているものを取ってもいいでしょう。
この場所は,3年ほど前に整地した場所らしく,わたしも初めて見ました。ここには,ちゃんと平床貝層の地層もあるし,丸いれきの入った層もあります。見学前には,もちろん,持ち主の方には連絡済みです。
学校から車で数分の場所にあるので便利ですね。
平床貝層の説明はこちら(本サイトから離れます)。https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/siseki/ken3-14.html
遺跡を覆っている土はどこから来たの?
『珠洲のれきし』に出ていた遺跡発掘の写真を見せて「この遺跡は,なんで地面の下から出て来たんだろう」と質問すると,すかさず「川が運んできた」「近くの川が氾濫したことがある」なんて言ってくれました。もう,課題にする必要もないくらいです。
そのあと,野々江地区の地形図を見て,海抜5m以下の土地に色を塗ってもらいました。ここは,ま,おおざっぱに…ですが…。あとは,土砂災害ハザードマップを見せて,岩坂方面の危険箇所を確認しました。
自分の家の地面が,川が運んで堆積した土砂でできていると知って,改めて驚いていました
「流れる水のはたらき」と自分の生活が,密接に関係していることを少しは分かってくれたでしょうか。
堆積岩を予想する
昨年,児童用の小さな岩石を買ってもらいました。昨年の6年生には間に合わなくて,授業で紹介できませんでしたが,今年は,ちゃんと使えました。
まず,4種類の石を見せて,「れき」「砂」「泥」が集まってできた石はどれかを予想してもらいます。もう一つは,仲間はずれ…そう,火山灰でできた凝灰岩です。
子どもたちの理由は,どれももっとも。友だちの意見を聞きながら…。
写真の子は,砂岩と泥岩とが違っていますね。
海岸で「流れる水のはたらき」を実感
校区には護岸工事がされた大きな川もありますが,そこは流れが変わりません。
ところどろこに,小さな溝から流れてきた川すじがあります。
そこへ行って,侵食・運搬・堆積のようすを見てきました。
川をまたぐときに落ちて濡れる子,川の流れが変わって濡れる子など,被害に遭った子もいました。ま,想定済みですがね。
直進する光をビー玉モデルで
箱の後ろに置いてあるビー玉に,前から転がってきたビー玉はあたるか?という実験です。
当たらないと思っていても,これだけたくさん一度にころがせば,1つくらいは…と思えてくるから不思議です。
拾うのが大変なので,実験は⒉回のみにしました。
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