午前中に講演会でお話をお聞きした、小松の行松旭松堂のご主人の手ほどきで学年ごとに和菓子作り体験をしました。自分で作った3個のうちのひとつをいただいて、自分で点てたお抹茶をいただきました。(他のふたつは家に持ち帰って家族に食べてもらって感想を聞くことになっています)
なかなか思うようには作れませんでしたが、世界に一つだけの自分のお菓子を、目で見て、菓子切りで切る感触や舌の上でほどける感じ、もちろんお味を楽しみながら、今日のたくさんのお話を思い出しながらいただきました。とてもおいしかったです。
おいしく作ろうという作り手の気持ちが大切と言っていらっしゃいましたが、お茶もおいしく点てて、召し上がっていただきたいという気持ちが大切だと思いました!!今日はありがとうございました。
白とピンクの生地でこし餡を包み、緑の葉を付けて茶巾で絞ります。絞り口を押し込んでくぼませて、そこに黄色のしべを差し込みます。白い生地ののばし方で内側の赤い色の透け方が変わるところがおもしろかったです。
菓銘『想い』
茶花の女王、椿をモチーフにしているとのことです。
12年前の東日本大震災の時に、支援したいとの想いで作り始めたお菓子で、ずっと作り続けているお菓子だそうです。
椿は「東の方向」で育てると幸運を招いてくれるハッピーアイテム。赤い花や実になるものを植えると家が栄え、ピンクの花や実を植えると良縁が舞い込んでくるそうです。
お昼休みに3年生が、行松さんと奥さんに お茶を点ててお出ししました。おいしいと言っていただけてうれしかったです。本校の校章のデザインの基になっている春蘭の描かれたお茶碗でお出ししました。