小松の行松旭松堂さんの7代目ご当主 行松宏展さんによる講演の後、学年ごとに和菓子作りの体験をしました。
今年は深見草(ふかみぐさ・・・牡丹の別名)を作りました。
4色の生地を三等分して、白い生地を薄くのばし、ピンクの生地を内側に重ねて伸ばし、その生地で餡を包みます。茶巾でくるんだビー玉を埋め込んで別の茶巾でひねりながら絞ります。茶巾をそっと開き、ビー玉を包んだ茶巾もそっと取り出します。黄色い生地をメッシュシートの下から上へ押し上げて花のしべを作り、ビー玉で開けた穴にそっと置いて口をちゅっとつぼめて完成です。一人3個作りましたが、ひとつずつ表情が違っていて、難しかったけれど楽しい時間でした。あっと驚く独創的な作品を作った人もいておもしろかったです。
放課後、自分が作った「深見草」(練り切り)で茶道のお稽古をしました。
総文茶会のために手順などの確認をしました。
食べるのがもったいないというか、いとおしいというか・・・
普段とは違う気持ちでお菓子をいただきました。