学年だより

1年生

H26、1年学年だより第3号

1年学年だより

石川県立金沢辰巳丘高等学校1年学年会                                                      平成26年5月吉日 第3号

春から初夏へのこの季節は青葉まぶしく、冷房も暖房もいらない過ごしやすい季節ですね。同じく過ごしやすい時期は秋にもありますし、来年もやって来ます。しかし、平成26年の春から初夏のこの季節は今だけです。そう考えると、戻らない一日一日の時間を大切にしたいものです。

■第1回定期考査終わる
高校入学後、初めての定期試験が5月14日(水)~16日(金)に行われました。既に答案は返されていると思いますが、お子様とご一緒にご覧になりましたか。効率的な勉強は重要ですが、やはり一般的に試験の結果は勉強時間に比例します。参考までに試験1週間前の1年生全体の家庭学習時間調査の結果をお知らせします。(保護者皆様のご協力のおかげで家庭学習時間が増えています。)この調子で試験前の学習だけでなく普段の生活でも継続的な家庭学習をしてもらいたいものですね。
   
■薬物乱用防止教室がありました。
5月16日の3限目(テスト終了後)に第2体育館にて薬物乱用防止教室が行われました。

生徒1人1人にバインダーと用紙を渡し、生徒たちはメモを取りながら真剣に話を聞いておりました。

*感想については講師の先生にお届けするために保健環境課が現在まとめておりますので、次回の 学年だよりにて掲載できればと考えております。。

■学年だよりに寄せられた感想紹介
(文意が変わらない程度に文章を多少の加工してある場合があります)

・先日の遠足では”バーベキュー”という内容に驚きましたが、「とても楽しかった」と言ってきて帰ってきました。新しいクラスメートとの親睦を考えての事と察し、うれしく思いました。
⇒そう言って頂けると担任団としてもうれしく思います。1年生に自分たちでバーベキューをさせるというのは多少チャレンジ的な面はありましたが、皆協力して楽しく時間を過ごし、人間力を高めていました。

・あまりクラスのことを詳しく話してくれないので、クラスのことも発信してくれたら有り難いです。
⇒学年だよりという全体でのお知らせだけでなく、クラス通信として各クラスでの出来事なども発信できたら良いと思いますので、今後の検討課題として各担任に話をしておきます。

・公開授業の日に1番早いバスで行ったのに片町で乗り継ぎのバスが満員でドアさえも開けてもらえず遅刻しました。朝 のバスの本数は増えないものでしょうか?
⇒北鉄バスも土曜に辰巳行きのバスを増やすことは利益の関係で難しいと思われます。東部車庫行きや金沢学院大行きのバスを使えば、割と本数も多く大丈夫だと思います。(ただ、坂道を上ることになるので大変ですが・・・)

・授業参観及び総会・懇談会と参加させて頂き、子ども達の高校生活を少し感じることが出来て良かったです。特にリクルートの方の講演会はとても興味深く勉強になりました。
⇒今後も進路指導課と連携して生徒の進路実現の参考となる情報を発信していきたいと思います。

・メール配信と学年だより等、重ねて配布の連絡が来ることがとても良いと思います。また、保護者の方々の感想紹介は自分の聞きたかった内容を同じものがあり大変参考になりました。
⇒今後も多くの感想を載せられるように頑張ります。

・感想欄を切り取ると表面の記事が切れてしまうので、構成を考えて頂けると有り難いです。
⇒沢山の内容を載せようと考えていたため文章が切れてしまっていました。貴重なご意見ありがとうございます。 今回から構成を考えてみました。いかがでしょうか?

 *沢山のご意見ありがとうございました。全ての方のご意見を載せたかったのですが、紙面の関係で割愛させて頂きました。次回は今以上に多くの方のご意見を載せられるように善処いたします。大変失礼しました。

●金沢辰巳丘今昔物語【その1】
辰巳が出来た当初は第二体育館(入学式を行った体育館)がなく、体育館は1つだけでした。また教室棟も完全に作られていなかったため、現在ある教室棟と体育館をつなぐ渡り廊下はありませんでした。そのため生徒たちは現在の講義室Bの隣にある扉から第1体育館下の入り口に移動していたそうです。現在、その扉は使われていませんが、今もその扉は残っており、開校当時を思い出させる古き良き時代の遺物となっています。

●金沢辰巳丘今昔物語【その2】
私が辰巳を受験した平成元年は、辰巳が出来たばかりと言うことで人気があり、また第二次ベビーブームであったと言うことで450人(1クラス45人で10クラス)の募集に対し、1000人を超す人数が受験し、倍率も2.6倍(?)ほどあったと記憶しています。開校当時は校則もなく自主自律の精神の下、生徒たちは自己実現のために何事にも積極的にみずから進んで取り組んでいました。若い先生も多く、大変活気のあるものでした。男子生徒の制服は現在のようなブレザーではなく学ランで、様々な形・長さをした制服が揃っていました。女子のスカートも膝上の生徒もいれば膝下の生徒もいて、中には足首近くまで長いものもありました。髪型も男子では前髪を片方だけ上げるスタイルが流行っていたり、女子では聖子ちゃんカット(古!!)があったりと色々な面で個性あふれる生徒が沢山居ました。それが少子化やさまざまな社会状況もあって、1クラス減り、また1クラス減りと現在では5クラスに減少してしまいました。1学年の人数も450人から今では200名(定員)に・・・。大変寂しいものです。