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2014年8月の記事一覧

平和教育


   8月6日登校日 平和教育
 
  平和教育   平成26年8月6日
 各委員会さんから平和の大切さを伝えてもらいました。委員会の皆さんが全校児童の皆さんに語りかける様子は、何か誇らしげで、人間としての成長を感じています。                 
  では、校長先生から「平和の心」についてお話しします。
 第二次世界大戦が終戦したのは、1945年・昭和20年です。やがて69年をむかえようとしています。当然私も先生方も、皆さんも生まれてはいません。校長室前の廊下にその当時の写真が掲示され、無残で悲しい写真が掲示されています。戦争の恐ろしさを感じたことでしょう。
 戦争では、たくさんの焼夷弾がアメリカの飛行機、約500機から落とされました。町中が火の海になり町が無くなりました。原子爆弾も投下されました。
 5・6年生はわかると思いますが、落とされた爆弾に火がつき、暑くなった空気は、上に上がるでしょう。
そうすると、そこへ冷たい空気が流れ込みます。その風は、電柱を倒すくらいの強い風が吹きます。それが、火のついた風なので、逃げても、逃げても火に包まれてしまいます。たくさんの人が一度に無くなりました。
 では、「なぜ戦争をするのでしょう。死ぬに決まっているのに」死んだら何もならないのに。そう思っている人もいると思います。今でも世界で起こっていることなんです。
 では、皆さんの生活のなかで「平和の心」はどうでしょう。友だちやクラスのなかで、気に入らなかったり、頭にきてケンカになることもあるかもしれませんね。そのときどうでしょう。「腹が立つ、あんなやついなきゃいいのに」と思うことはありませんか?人間はそう思うのは仕方ないけど態度に出たり、たたいたり、悪口を言ったりしてしまうことはありませんか?
 それが国同士だったらどうでしょう。「腹が立つ。あんな国無くなればいいのに・・・」そうゆう心が、戦争に結びつくのだと思います。
 今の皆さんにできることは、どんな人とも仲良くふれあえることが大事なことです。
 例えば、泳ぎがあまり上手でなかったり、早く走れな人に「遅いな」「へたくそ」と言ってしまいたくなる。思うことはあっても「あっ!いけない変な心だな」と反省できるといいのだと思います。足が速くなくても25m泳げなくても、できるようになったら、いっしょに喜んであげられる、「ありのままで仲良くなれる」。そうゆう心でいたなら「戦争なんか絶対におきない」とそう思います。「平和の心」をこの機会に見つめて見ましょう。 
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