学校の様子

令和5年度津幡中ニュース

3学期がスタートしました!

1月9日(火)

本日より、3学期がスタートしました。能登半島地震に伴い、様々な不安等を抱えてのスタートとなりますが、まずは登校する生徒の皆さん、教職員の皆さんの顔を見ることができて、ほっとするとともに元気をもらいました。

1限目に、始業式をミートにて行いました。始業式に先立ち、1月1日の16時10分に発生した令和6年能登半島地震によって犠牲となられた方々に、心からの哀悼の意を表し、1分間の黙とうをささげました。

始業式にあたり、私から生徒の皆さんに、以下の内容(抜粋)を話しました。

「今回の震災で、多くの尊い命がなくなり、そして現在も安否が不明な方も多数います。家が被災し、十分な食料や水分、電気が確保されない中、家が被災し、避難生活を余儀なくされている方々も多数います。河北郡市においても、道路の隆起や陥没のほか、断水や家屋への被害も多数発生し、不自由な生活を余儀なくされている人もいます。

今回の地震に直面し、自然災害の恐ろしさを痛感するとともに、命あること、生きていることが、そして、当たり前の毎日を過ごせることが、いかに幸せであるかを、強く実感しています。

今日から始まる3学期は、一年間で一番短い学期ですが、次の学年への重要なステップの期間です。自分の夢・目標をしっかり意識して、3学期のスタートを切ってください。

3年生は、今月から推薦入試がはじまります。また、2月1日には私立高校入試が行われます。共に支えあいながら、最後まで徹底的に勉強をやり抜き、試験当日を迎えてください。

2年生には、3年生に代わる最高学年として、津幡中の顔になることを自覚してほしい。努力を続ける強さと人への優しさをもった、ひとりひとりになってください。

1年生は、もうすぐ「先輩」となります。中堅学年になる自覚を持ち、ひとりひとりが新入生のよき手本となってくれることを期待しています。

不安なこと、困ったことがあったら、担任の先生や近くの先生、大人に伝えてください。特に入試を控えた3年生は不安な思いがあって当然だと思います。一人で抱え込むことなく、話をしてください。

今後も余震が起こる可能性があります。引き続き、命の安全確保を最優先に考え、行動してください。

辛い年明けとなりましたが、被災した地域の一日でも早い復興を願い、そして私たちは、命あること、当たり前の生活ができることに感謝し、今いる場所で、精一杯日常を生きて、明日に向かって歩みを進めていきましょう。」

始業式に引き続き、表彰披露がありました。披露を受けた皆さん、おめでとうございます。

続いて、1月の目標「目標を立てて実践しよう」に係り、学習担当の鶴山先生、生活担当の奥泉先生から話がありました。

鶴山先生からは、目標達成に向けて、意識を変えるだけでなく、環境を整える、応援してもらうなどして具体的な行動につなげることが大切であるとの話がありました。

奥泉先生からは、3学期は新年度0学期であり、今年度の総まとめ+準備期間である。3学期の学校生活で、時間を守る・あいさつ・思いやりの言動・清掃の徹底をお願いしたいとの話がありました。

令和6年も、「安全・安心な学びの場」「生徒も先生も幸せな学校」を目指して、共に力を合わせていきましょう。