津幡中学校について

校章
 
 
赤い梅を中心に、周りに白い三角形が三つ型取られています。紅梅は、わが国の代表的な花であり、加賀藩の紋章でもあります。梅は寒さにも負けず、早春にふくよかな花を咲かす力強さがあり、しかも周囲を香りで包む奥ゆかしさがあります。梅の花の如く清潔・潔白で奥ゆかしく成長してほしいという願いが込められています。
 津幡は,加賀・能登・越中の分岐点であり、昔から重要な交通の要所であったのです。梅の周りに型取られた三つの三角形は白帆を意味しています。正義と勇気と英知の三つの白帆を打ち立てて、世の中を立派に乗り越えて進んでほしいという願いを秘めて作られています。また、太古の昔には現在の河北潟がもっと広く、本校の建っているこの辺までさざなみが寄せていたそうです。津幡の“津”とは、水のうるおす所、浅瀬の船着場という意味があり、海辺・水辺の意味を持ち、今でいう港があったと考えられます。“幡”は、薄く平らでひるがえる布のはたという意味ですが、田に種を撒き散らすことという意味もあります。さらに三つの白帆は、本校の校訓である“自治・協力・責任”の言葉をも表しています。
校訓


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