校長室から

令和7年度 挨拶 

「今の自分の努力が未来の自分をつくる」

~自分で自分を鍛える自律の姿勢を身につけよう!~

 津幡中学校では、今年度の目標を「未来を切り開く力をもった生徒の育成」と掲げています。変化が激しく、先を見通すことが難しい現代を生きるためには、「自分で考え、判断して行動し、その結果に責任を持つ姿勢」、「あらゆる他者と協働して課題を解決していく力」が重要です。これらの力を育むため、皆さんには次の4つの姿勢を大切にしてもらいたいと考えています。 

・自分で考え、行動すること

・あらゆる他者を尊重し、協力すること

・発想豊かに考える力

・困難に直面しても粘り強く取り組むこと 

 思春期を迎えた今、皆さんにとっては、新しい価値観が形成される大切な時期です。その特別な時期にこそ、身につく姿勢や力があります。是非とも、学びの姿勢や社会で必要とされる力を養っていってください。

 私たち教職員は、皆さんの成長を支える伴走者として、常に全力でサポートしていきます。

 まず、安心して学ぶことができる環境を整えること、いじめや暴力を許さない学校づくりに取り組みます。そして、授業では、知識や技術の獲得だけではなく、主体的、協働的に学び、実社会で求められる資質・能力の育成を目指していきます。また、キャリア教育やプロジェクト学習を通じて、自分自身を理解し、社会とのつながりを深める機会を提供していきます。

 一人ひとりの可能性は無限です。しかし、その可能性を引き出すためには、自分を鍛える自律の姿勢が欠かせません。「今の自分の努力が未来の自分をつくる」ということを心に留め、挑戦し続けることが大切です。

 それでは、みなさん、今年1年、がんばりましょう。

(保護者、地域の皆様へ)

 お子様が心身ともに健やかに成長するよう、本校全職員が一丸となって教育活動に取り組んでまいります。保護者、地域の皆様には、今後とも一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

令和7年4月1日

校長 池島 隆久