令和5年度津幡中ニュース

一歩一歩

2月19日(月)

今週がスタートしました。来週26日(月)が、1、2年生学年末テストということで、今日から諸活動停止期間となります。

さて、私事になりますが、昨日18日(日)、被災した能登の実家の片づけに行ってきました。前回帰った時は、通常ルートが使えず、迂回ルートを通りながらでしたが、今回は何か所か片側通行個所がありましたが、いつものルートで行くことができました。

昨日は家の裏にある納屋を整理しました。納屋は倒壊を逃れました。倒れていた家具等を起こし、割れた食器類や要らなくなった家財を被災ごみとして、収集場所に出し、スペースを確保しました。次回からは、前回取り合えず片づけた家のほうを進めていかなければなりません。昨日行ったら、玄関には、「危険」の赤い紙が貼られていました。

昼頃になり、昼食をと休憩しているときに、2軒となりで、小さい時からかわいがってもらった方が、顔を出してくれ、「避難所での今日の炊き出しは、おでんだから、食べたらどうや、もってこようか」と言ってくれました。この方は一人暮らし。断水が続いているため、現在も避難所で生活し、日中自宅に戻り、一人で片づけを進めています。私たちの地区はまだ、ボランティアの方々は入っていない状況のようです。ほかにも作業をしていると声をかけてくれた人や家の状況をメール等で知らせてくれる人もいます。「能登はやさしや土までも」という言葉がありますが、大変な状況でも、他の人のことを気にかけてくれるやさしさに、元気をもらうと同時に、少しずつですが、一歩一歩進んでいかなければならないと思いました。