学校の様子

人権が尊重される社会の実現を目指して!

9月12日(火)

3年生社会科、清水先生の授業。今日の課題は「基本的人権の尊重のために大切なことは何か」。教室におじゃました時は、ハンセン病裁判の新聞記事を紹介しながら、差別について生徒の皆さんに考えてもらっていました。

 私たちの心の中に、自分とは違う一面を持つ人を差別する気持ちが入り込んでくることがあります。そうした偏見や差別を解決していくためには、相手の人権を尊重する気持ちを持つことが大切です。ぜひ、清水先生との授業を通して、偏見や差別をなくすにはどうすればいいのか、人権が尊重される社会を実現するにはどうすればいいのか、そして自分たちに何ができるのかを考える機会としてください。

 *ハンセン病に罹患した人びとは遠く離れた島や、隔離された施設へ追いやられ、自由を奪われ「leper」という差別的な呼ばれ方で、社会から疎外された状態で生涯を過ごすことを余儀なくされました。 ハンセン病はもはや完治する病気であり、ハンセン病回復者や治療中の患者さえからも感染する可能性は皆無です。