令和6年度津幡中ニュース

おおぞら学級!

7月16日(火)

 今週がスタートしました。先週末の3連休は、県中学校体育大会や通信陸上県大会などが行われ、津幡中生は大いに奮闘してくれました。全ての競技を観戦できず、本当に申し訳なく思いますが、各競技において全力を尽くしてくれたことを聞き、うれしく思います。1学期も今週で終了、「終わりよければすべてよし」ではないですが、みんなで「よい締めくくり」を迎えましょうね。

さて、1限目に、おおぞら学級に少しお邪魔すると、英語の授業中でした。クロームブックから流れる音声を聞きながら、教科書本文の音読練習に励んでいました。とっても上手に音読できていました。英語では、聞こえてくる音をそのまま真似て声に出すってとても大切ですね。

英語は、子音と母音、単語と単語が連結するなどして音が変化します。これを、英語のリエゾン (iaison) と言います。実は、このリエゾンがリスニングやスピーキングに大きな影響を与えています。日本語でも「洗濯機(せんたくき)」を「せんたっき」というように発音しやすい音に変化していますよね。 同様の事象が英語でも起こっています。 では、リエゾンの具体例を見てみましょう。

例えば、“get up” は「ゲットアップ」ではなく、実際にはネイティブスピーカーは「ゲラッ(プ)」のように発音します。 “get” の “t” の音が脱落し、“up” の “u” と連結して音声変化が起こります。 他にも、“take out” は「テイクアウト」ではなく、「テイカウッ」のように、“take” の “e” と “out” の “o” が連結して発音されます。

 単語の意味だけでなく正しい発音を聞くようにして、その単語が文中でどのような音声になるかを学ぶことで、リスニング力がアップします。また、リエゾンの音変化の仕組みを知った上で、ネイティブの正しい発音を繰り返し練習すると、リスニング力だけでなく、スピーキング力の向上にもつながります。