令和6年度津幡中ニュース

3年生 実力テスト!

7月4日(木)

昨日よりも暑さは少し和らぎましたが、今日も蒸し暑い日になりそうです。3年生は本日、実力テストに臨んでいます。

入試の試験範囲は、中学校3年間で学習した内容です。セミナーや問題集などを用いての1、2年生の学習内容の復習と、授業での3年生の学習内容とを並行しながら、学習を進めなければなりません。何度も言います、すべての授業を大切にして、みんなで居心地の良い学びの空間を創るのです。

さて、「努力すれば、結果が出る」という言葉があります。努力は当然必要ですし、この言葉が間違っているわけではありません。しかし、何も考えずに、がむしゃらに努力してもあまり意味はありません。努力の量だけでなく、努力の質を上げないと、結果にはつながりません。3年生の皆さんにはぜひ、「正しい努力の方向性」を見つけて、実行してほしいと思います。「結果につながる努力」をするためには、まずは、その「努力の目的(何のために何をするか)」を考えなければなりません。「目的」を明確にするには、現状を「分析」する必要があります。例えば、「英語が苦手」「英語ができない」では、現状分析になっていません。自分はどこでつまずいていて、何ができていないのかを考えることが現状分析です。現状が定まれば、やるべき「目的」が定まります。「現在完了形を完全にマスターする」という目的のために、「問題集の〇〇ページから◇◇ページまでを進める」という目標(目的にたどり着くための行動・数字)が立ちます。ぜひ、自分に合った「結果につながる努力」をしてみてください。

*参考文献「なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること」東洋経済新報社