令和6年度津幡中ニュース掲載分

道徳研究授業!

2月10日(月)

本日6限目、1年2組で道徳科の研究授業を行いました。教材名は「いつわりのバイオリン」、教材の概要は以下のとおりです。

『バイオリン職人の主人公・フランクは、自分の求める音に妥協しない職人気質の持ち主である。そんなフランクのところに著名なバイオリニストから依頼が来る。フランクは、製作済のバイオリンもなく、製作時間も足りないなかで注文を受けてしまう。引き渡す日の朝になっても、納得のいくバイオリンができなかったフランクは、弟子のロビンが作ったバイオリンに自分のラベルを貼り、最悪の事態を逃れる。その代わりに、職人としての大事なものをなくし、仕事も手につかなくなる。そののち自分の元を離れたロビンからの手紙が届く。その手紙を読み、涙するフランクの姿がそこにあった。』

今日の授業では、「フランクはどんな思いでラベルを貼り替えだのだろう」「フランクはロビンの手紙を読んで涙を流しながら何を考えていたのだろう」等の発問を通して、人は弱さ、酷さを抱えながらも、よりよい生き方を追求し続けること、不完全さを克服しようとするということについて、自分自身と向き合いました。

授業担当の西本先生、1年2組の生徒の皆さん、今日は大変お疲れ様でした。2組の皆さん、大変意欲的な学びの姿でした。本当にありがとう。

授業後に、学年の先生方、授業を参観いただいた金沢教育事務所の指導主事の方とともに授業整理会を行いました。今回の授業及びいただきました指導助言をこれからの授業実践に生かしていきます。

2年生、3年生の研究授業は、20日(木)に予定しています。