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巨匠

 現在3年生は美術の時間に彫刻刀を用いた作品作りに励んでいます。下絵を描き、掘ったり・削ったり。また色付けをしたりと、彫刻の世界は実に奥が深いです。黙々と一心不乱に作業する姿は職人そのものです。

 さて、日本の歴史で彫刻刀を使った作品と言えばやはり版画が思い浮かぶのではないでしょうか。版画は、彫刻された版を用いて複数の作品を生み出す芸術表現です。そしてその代表格として挙げられるのが「棟方志功」です。棟方志功は、世界のムナカタと呼ばれるくらいの木版画の巨匠でもあります。彼の作品は、オークション市場で活発に取引されていて、一部の作品は数百万円以上の価値があるとされ、美術市場においても重要な位置を占めています。また、生涯にわたって多くの評価を受け、文化勲章も授与されました。日本国内はもちろん、国際的にも広く収集されています。

 中学生の諸君、おそらく今後芸術系の高校へ進学する人以外は、彫刻刀を握ることはほぼないと思うので、今この瞬間をぜひ楽しんでくださいね。