平成30年1月9日(火)3学期始業式

 皆さん、あけましておめでとうございます。

 年明け早々の3日、柔道部が恒例の稽古始めを行い、たくさんのOBとともにいい汗を流していました。4日には多くの部が活動を開始し、続々と生徒たちが登校していました。そんな様子を見ていると清々しい気持ちになります。

 テレビで見た人もいるかと思いますが、日本のお正月の風物詩ともいえるような大学箱根駅伝。結果は、青山学院大学が復路で東洋大学を逆転し、見事4年連続4回目の総合優勝を果たしました。

 私はレースの勝敗そのものもさることながら、この大会に出場するチームの監督・選手、また大会の運営にあたる多くのスタッフの方々がどんな気持ちで年末を過ごし、2日という日を迎えているのかいつも考えてしまいます。

 良いスタートを切るために、良い結果を出すために、そして支障なく大会を進行させるために、それこそクリスマスもお正月も関係なく、それぞれの立場で緊張感を持って、最後の練習、調整を行ってきたに違いありません。

 そんな準備の様子を想像しながらレースを見ていると、自分の中に新しい年に向けての「始動」のエンジンがかかってくような気がしてきます。

 さて、二学期の終業式に2つのことを皆さんにお願いしました。一つは年末年始を機会に、自分がどうなりたいのか、自分にどんな結果を残したいのか、よくよく考え、そうなるための毎日を過ごしてほしいということ。もう一つは、一年を振り返って、もし自分で「良くなかったな」と思うことがあったならスッパリと断ち切って三学期をスタートさせてほしいということでした。

 どうでしょうか。ちゃんと整理できたでしょうか。まだの人はすぐにでも自分と向き合い、自分自身と正直に会話してください。それができなければ、本当の意味で新しい年を迎えたことにはならないと思います。

 3年生も、2年生も、1年生も、来年度をいいものにしたいと思うなら、この三学期の締めくくりをしっかりすることです。来年度のために三学期があると思ってもらっても結構です。

 皆さんの自覚ある、責任感のある、そして緊張感のある行動に期待します。