宇ノ気中学校の出来事

晴れ 気持ちがあったかくなる瞬間でした

 昨日の2年生 金沢自主プランでの出来事
 この写真を見てください。

 
 金沢駅東口の地下にイベント広場があり、その片隅にこんな看板とピアノが置かれていたのです。看板には、こんなメッセージが書かれていました。
 思い出ピアノ 長い間、小学校で使われていた、子どもたちの思い出がたくさん詰まったピアノ。(東浅川)小学校での役目を終え、まちを行き交う人々に自由に弾いてもらう、ストリートピアノとして生まれ変わりました。」「ご自由にお弾きください。」 
 それを見つけた女子生徒が、2年4組担任で、音楽科の畑先生に「先生、何か弾いてください。」と頼み、畑先生は快く、楽譜もないのに弾いてくれました。
 すると、ピアノの音を聞いた他の生徒たちもピアノの周りに集まり出しました。何曲か弾いている内に、畑先生は宇ノ気中学校の校歌を弾き出しました。すると、集まった2年生は男子も女子も、大きな声で校歌を歌い始めたのです。自然と校歌を歌い出す姿を見た瞬間、「この子たち(宇ノ気中2年生)はすごいなぁ!歌が好きなんだな、校歌を歌うことを誇りに思ってるんだな...」としみじみと感じ、心がとてもあったかくなりました。
 偶然が重なり合って生まれた、この感動的な場面に立ち会えたことが幸せな時間でした。