宇ノ気中学校の出来事

授業の様子より

 2年生の国語の授業では「走れメロス」の題材をどのように読んだか?をグループごとに発表をしました。「走れメロス」は、人を信じること、信じてもらうことの大切さや難しさを考えさせられる物語となっていますが、それぞれのグループにおいて、「自分に関係のないことでも、人のために解決しようとする思いを伝えたかったのではないか」「太宰は、きらびやかとは言い難い人生を送っており、メロスやセリヌンディウス(登場人物)の友情に対してあこがれや願望があったのではないか」など、なるほど・・・という読み込みをしたグループが多かったです。そして、発表の仕方も大きな声でハッキリと伝えており、更に聞く人もうなずいたり、メモをとったりと大変雰囲気の良い時間でした。