一念通天
昨日(3/12)、富山県氷見市ふれあいスポーツセンターにて、第36回斎藤弥九郎顕彰碑建立記念剣道大会が行われました。この大会は、氷見市の生まれである幕末の剣豪と言われた斎藤弥九郎氏の遺徳を偲び、剣道を通して心身の練磨を図ることを目的とされた歴史と伝統ある大会です。コロナの影響で3年振りに開催され、新潟・長野・福井・富山・石川の北信越地区の代表校が鎬を削り合いました。
男子は1回戦から順調に勝利を重ね、迎えた準決勝。福井県チャンピオンである松陵中との対戦。先鋒から中堅まで引き分けが続き、副将戦では終始相手を攻め一本勝ちを収めてリードを奪いました。大将戦の相手は、1年生ながら小学生時、全国2位の実績を持つ強豪選手。試合開始からお互い真っ向勝負の打ち合いの中、2本勝ちの勝利でチームは決勝に駒を進めました。決勝戦はこれまで何度も練習試合で対戦している、地元富山県チャンピオンの奥田中。大将が勝利したものの代表決定戦で敗れ、惜しくも準優勝という結果でした。
女子は1回戦から安定した戦い方で、準々決勝では長野県松代中、準決勝では福井県鯖江中央中と、それぞれの県の代表校から勝利し、決勝戦は富山県庄川中に対し、途中リードを許すものの、大将がしっかり勝利を収め優勝することができました。前日の土曜日には、卒業生との最後の稽古を行い、先輩から「気迫と勇気」をもらえたのが今回の結果につながったのだと思います。
日頃から稽古をつけてくださっているかほく市剣道協会の皆様、また各道場の先生方、そして朝早くから応援にかけつけてくれた保護者の方々、本当にありがとうございました。
全国の頂点に立つという目標をひたすら信じ続け、これからも部員一丸となって精進いたします。これからも応援よろしくお願いします。
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