宇ノ気中学校の出来事

お知らせ 12月全校集会

 12月の全校集会でした。①表彰伝達、②校歌(校歌うたい隊)、③校長先生のお話、④生活面のお話、⑤学習面のお話、⑥生徒会タイムが内容でした。
 今月の校長先生のお話は、冬季パラリンピックのクロスカントリー競技の新田 佳浩選手のお話でした。

 新田選手は幼い時に、祖父といっしょに田植え作業をしていた際、稲刈り機に左腕を巻き込まれ、左腕を失うという大事故に遭いました。その時、祖父は非常に悲しみ、落ち込んだそうです。その後、新田選手は大人になってクロスカントリー競技に取り組み、パラリンピックで金メダルを獲ることを目標に努力することを決心しました。

 2010年 バンクーバーパラリンピック 男子ミドル 金メダル 男子スプリント 金メダル
 2014年 ソチパラリンピック 男子ロング 4位
 2018年 平昌パラリンピック 男子10kmクラシカル 金メダル 男子1.5㎞スプリント(クラシカル) 銀メダル 混合10kmリレー(新田・出来島・阿部・川除) 4位
これが新田選手のパラリンピックでの戦績です。

 新田選手は金メダルを取ることを目標にして頑張ってきたわけですが、何のために金メダルを獲るのかと考えたとき、「金メダルを祖父の首から掛けてあげたい」と思うようになりました。目標と目的は違うとはよく言われますが、金メダルを獲ることが目標で、金メダルを祖父に掛けてあげたいことが目的になったそうです。

 校長先生は、「最高のしあわせ」は「誰かをしあわせにすること」で、宇ノ気中学校の生徒にも、人のために生活・行動してほしいとお話しされました。
 " Making people happy is a good reason to live. " 以前、英語の教科書にこんな1文があったので、紹介します。こんな気持ちで行動できるといいですね。