宇ノ気中学校の出来事

Well-being

 みなさんは、ウェルビーイングという言葉を聞いたことがありますか。Well-being(ウェルビーイング)とは、Well(よい)とBeing(状態)が組み合わさった言葉です。 元々は「健康的な・幸せな」を意味する、16世紀のイタリア語「benessere(ベネッセレ)」を始源としています。

 

 本日(3月7日)、1年生全クラスを対象に「特別の教科 道徳」の授業を行いました。講師の先生は、昨年も本校に来ていただいた金沢工業大学・准教授の平真由子先生です。

「みんな、ウェルビーイングって知ってる?」

「英語で書いてみよう!」

 平先生のテンポの良い問いかけに、始めは緊張気味だった生徒たちも授業の後半には、ほとんどの生徒が自分から手を挙げて発言していました。

 

 授業が終わった後で、平先生に伺ったのですが、「価値観が異なる者同士が、お互いに自分を大切にしながら他者を大切にすることは、大人でも難しい課題です。ただ、これができないが故に、いじめや偏見・差別が起きているのだと思います。そのためには、まず、自分と他人は違うんだ、ということをはっきり理解することと、自分を大切にするという意味を理解することが大切です」と仰っていました。

 

 保護者の方も何名か参観していただきました。

 平先生、素敵な授業をありがとうございました。