栄冠は君に輝く

　雲は湧き　光あふれて　

　天高く　純白の球　今日ぞ飛ぶ

　本日（２月１日）、講師の方をお呼びして、１年生全クラスで道徳の授業を行いました。講師の先生は、前回２年生の授業にも来ていただいた、金沢工業大学の平真由子先生です。　　

　題材は、「栄冠は君に輝く」。

　この歌は高校野球ファンのみならず、一度は耳にしたことがある有名な曲なのではないでしょうか。すでにご存じの方もいるかと思いますが、この曲の作詞をされた方は石川県出身の「加賀大介さん」という方です。そして、「栄冠は君に輝く」の歌詞にまつわるお話が教材として、石川県教育委員会が作成した「ふるさとがはぐくむ　道徳いしかわ」に掲載されています。さらに、この題材の作成に関わったのが、本日の講師である平先生です。

　平先生の第一声は、
「いい授業は先生が創るのではありません。生徒のみなさんが創り上げるものです。今日はどんどん手を挙げて、自分の感じたことを発表してください。」
　それからは先生のテンポよい問いかけに、どのクラスでもすべての生徒が積極的に手を挙げて、素敵な意見をたくさん出してくれました。また、仲間の意見に共感して頷いたり、さらに問いかけたりする姿が多く見られ、深い学びにつながる時間だったと思います。

　若人よ　いざ
　　まなじりは　歓呼にこたえ

　　　　いさぎよし　ほほえむ希望
　　　　　　　　ああ　栄冠は君に輝く

　栄冠は誰に輝くのか…。勝者のみに与えられるものなのか…。
　　

　　栄冠は、頑張っているすべての人々に輝く。
　今日の道徳の授業は、すべての生徒が主役であり、輝いていました。

　平先生、本当に素敵な授業をありがとうございました。