いじめ防止基本方針
学校研究


  2025年度学校研究 研究主題

「主体性をもち、協働的に学ぶ児童の育成を目指して」

                                                                                                ~ 学級経営を土台に~

(1)主題設定の理由

 本校では、研究主題「主体性をもち、協働的に学ぶ児童の育成を目指して〜学級経営を土台に〜」を目指し取り組んでいる。今年度はこの研究主題を設定して3年目となる。これまでの成果として、学級経営を大切にすることで、どの学年も落ち着いて学習に向かう姿が見られるようになった。また、見通しをもって課題に取り組むことで、主体的に学習に取り組む児童が増えてきた。しかし、考えを書いていても自信を持てずに発言できない児童がいる。また、発言する児童が限定されている、教師の指示を待っているなど、受動的な児童もいまだ多く、学びに対する二極化が見られている。

 主体的に学ぶ児童を目指すとともに個別最適な学びに向けて、単元のまとまりや1時間の学習の中で、自分に合ったペースや方法で学ぶ時間を位置づけていく。そうすることで、自ら学びをすすめていく子を育てていきたい。1人ひとりの学習状況の見取りも確実に行っていく。また、協働的に学ぶためには、共感的な人間関係づくりを大切にすることが必須である。自分の意見を主張するばかりではなく、相手の意見を受け入れ比較することで新たな発見や気づきが生まれる。安心して交流できるような学級の雰囲気づくりが学力向上に向けた授業づくりへとつながっていく。これらのように、本校の課題を改善するには、さらなる学級経営力の向上が必須であり、一人一人の可能性を最大限伸ばしていく教育が求められる。

 そこで、本年度も、研究主題を「主体性をもち、協働的に学ぶ児童の育成を目指して~学級経営を土台に~」とし、さまざまな考えを互いに認め、励ましながら、力を合わせたり交流したりする児童の育成をしていきたい。そして、「できた」「わかった」と児童が実感できる授業づくりを目指していきたい。

 

 (2)研究の仮設

 学級経営力を高めることで、目標の達成を目指し、児童が安心して友だちと関わり合いながら学ぶ姿が見られるだろう。さらに、児童の学ぶ意欲、意識が高まり、「わかった!」「できた!」を実感することが増えるだろう。

R7 前期学力向上プラン(宇出津小学校).pdf
R7 学力向上ロードマップ(宇出津小学校).pdf