校長室から

校長室から

目標に向かって

 7月30日(火)、辰口地区水泳記録会が辰口中央小学校のプールにおいて行われました。大変暑い中でしたが、今後、辰口中学校で共に学ぶ仲間と共に、自分の記録に挑戦しました。
 泳ぎ終わった子ども達は、全力を出し切ったすがすがしい表情でした。そして、初めて25mを泳ぎ切ることができたり、自分の記録を伸ばすことができたりと、自分の頑張りが結果に結びついたことを仲間と共に笑顔で喜び、達成感を味わうことができました。目標をしっかり持ち、目標に向けて精一杯取り組むことの大切さ、達成した時の喜びの大きさ、達成できなかった時の悔しさなど、子ども達にとって貴重な体験の場となりました。
 また、レースの間、和気小の仲間にはもちろん、他校の友達にも応援したり拍手をしたりする温かい光景もみられ、辰口中学校で共に学ぶ仲間とのよい交流の機会となりました。
 例年の猛暑の中、子ども達を熱中症から守るために、資源回収でいただいたお金から、簡易テントを購入させていただきました。おかげで一人も具合が悪くなることもなく、無事終了することができました。簡易テントは、今後運動会等でも使わせていただきたいと思っています。
 地域の皆様のお力添えにより、子ども達が安全に元気に活動することができています。本当に有難いです。

【購入させていただいた簡易テント】
0

子どもを勉強好きにするには?

 6月25日(火)から、家庭学習強化週間が始まっています。保護者の皆様には、日頃から、子どもが学習に集中できる環境づくりにご協力いただき、ありがとうございます。
 「子どもに自分から宿題や勉強してほしい」これは、全ての保護者の願いではないでしょうか。そんな保護者の皆様に少しでも参考になればと思い、少し古い本ですが『子どもを勉強好きにする20の方法』(河合塾進学研究社 西村 創著 WAVE出版)から、いくつかご紹介します。

 ①子どもは親に褒められることで、「承認欲求」が満たされ、小さな自信が芽生え
  る。
 ③「注意」と「ほめる」は、必ずセットに
   褒める7割、注意3割
 ②親に言われて嫌だった言葉ワースト1・・・・「勉強しなさい」「宿題やった 
  の?」⇒子どもの行動ではなく、気持ちに注意を向けてポジティブにアプローチ
  する。
Ex.「宿題、やる気になれそう?」
 ③「アメ」と「ムチ」方式(「〇〇したら~買ってあげる」等)は、「やる気」の大敵
  ・自分でやる気を出せなくなる。   
  ・「間違えてはいけない、間違え=悪」と考え、委縮して成果を出せなくなる。
  ・想像力が生まれなくなる。
  ・過程を軽視し、結果のみを追求するようになる。

 宿題をすることが目的ではありません。人として成長していくための手段です。「宿題をする」ということを通して、頑張れる人になって、周りの人を幸せな気持ちにすることができる、勉強して知識と知恵をつけていくことで、将来、大切な人たちを幸せにできる力になるなど、宿題・勉強をする目的を、ぜひ保護者の皆様からもお子さんに話してみてください。
 学校でも、宿題の在り方について考えていこうと思っています。
0

参観日、引き渡し訓練 ありがとうございました。

 先日は、お忙しい中、授業参観、引き渡し訓練にご参加いただき、ありがとうございました。
今日、各クラスを回って「参観日の後、おうちの人からほめてもらった人?」と聞いてみました。
多いクラスでは、8割、少ないクラスでは5.6人の児童が手を挙げていました。和気小全体としては、大体1/3ぐらいの子ども達が、保護者の方から温かい励ましの言葉をもらえたようです。
 中には、「お母さん、こんだし。」とさみしそうにつぶやく児童もいました。お仕事の関係で気持ちはあっても、来られなかった保護者の方もいらっしゃることと思います。そんな場合は、「行きたかったけど、仕事の都合でどうしても行けんで、ごめんね。どうやった?なにがんばったん?」と、声をかけてあげてください。そして、お子さんの話を目を合わせて聞いてあげてください。それから「そうか。よかった。安心したわ。」など、保護者の方の感想を伝えてあげてください。
 また、お仕事でお忙しくてまだ、お子さんに伝えていらっしゃらない方は、是非この週末に、お子さんの頑張りを認めたり、よいところを伝えたりしてあげてください。
 木曜の朝、玄関で「昨日、うちの人と参観日のお話した?」と、声をかけた2年生の児童が、とっても嬉しそうに、でも、はにかみながらうつむいて笑ってうなづきました。保護者の方の温かい言葉は確実に、子ども達の心に響いていることを実感した出来事でした。
0

授業参観

 6月26日(水)は授業参観日です。
 授業参観日は、「お子様のがんばりや成長、よいところなどを見つけよう!」と思ってご来校ください。
 ほかのお子さんと比べる必要はありません。「当たり前のことができている。」ならば、褒めてあげてください。「ちゃんと座っていたね。」「話している人を見て聞いていたね。」「一生懸命考えているのがわかったよ。」など・・・・
 図工や学習の掲示物を見て、いいところを探すこともできます。「色づかいがよかったよ。」「がんばって書いたんだね。」など・・・
 もし、気になること、ちゃんとできていないなぁと思うことがあったとしても、お子さんに伝えるのは1つぐらいにして、いいところ、がんばり、よさをたくさん伝えてあげてください。
 そして、授業を参観されての保護者の皆様の考えや感想と、お子様が考えていたことなどを交流してみてください。 せっかく同じ時間を共有したのですから、親子で楽しく会話をするひと時を是非持っていただきたいです。
 そのことが、お子様の「心の栄養」となり、次への意欲、頑張るエネルギーとなるのです。
0