校長室から

校長室から

通学路 歩道の除雪に感謝

 3学期が始まって3連休中の大雪。12日の朝、子ども達が安全に登校できるか心配しながら、和光台下の横断歩道に向かいました。歩道を見ると、和光台側も和気側もきれいに除雪され、子ども達が安全に歩けるようになっていました。お聞きすると、和光台側は保護者の方が、和気側は町内の方の声かけで、町内の役員の方が除雪してくださったとのことでした。子ども達を大切に思ってくださる保護者・地域の方々の温かいお心が本当に有り難く、感謝の気持ちでいっぱいです。子ども達にもこのことを伝え、周りの人に感謝する心、地域を愛する心を育てていきたいと思います。そして、将来、地域を担っていく人に成長できるよう、日々指導していかねばとの思いを強くした大雪となりました。

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里山ファンクラブの皆様に支えられて

 4年生が総合的な学習の時間に学んでいる里山学習の一環で、虚空蔵山の入り口の斜面を利用してシイタケ栽培をすることになりました。先日、里山ファンクラブの方々が4年生シイタケ栽培の準備として、ほだ木置き場の整備をしてくださいました。里山ファンクラブの皆様には、和気小学校の総合的な学習の時間やクラブ活動でたくさんのご協力やご提案をいただており、子ども達の豊かな体験につながっていて、本当に有り難いです。里山ファンクラブの皆さん、本当にありがとうございます。

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学校も 地域も 元気になる 学校づくりを目指して

 金剛寺町のAさんが、校長室を訪ねて来られました。自筆自作の本「五福庵記」を届けてくださったのです。その本の中に、先日、2年生が生活科の町探検で金剛寺を訪れた時のことが書かれていました。町探検のめあてを聞き、事前に町の方々への質問事項をつくり配布してくださったこと、子ども達が来てくれたことを嬉しく思ってくださったこと、集まったメンバーの子どもの頃の話を聞いて85年も前の記憶が蘇ったこと、など。子ども達の町探検が、地域の方々の心に彩りを添える出来事であったのだと、嬉しく思いました。

 町探検で地域の方々との触れ合いの機会を創り出してくださったのは、民生委員で学校運営協議会委員の小路さんです。学校と地域をつないでくださる方がいることで、コミュニティ・スクールがめざす「地域と共にある学校づくり」が進んできています。さらに、地域全体全体で子ども達の成長を支える「学校を核にした地域づくり」へと進化させ、学校も地域も元気になる、そんな学校づくりをしていきたい、との思いを改め強く持った出来事でした。

「昔は村で働く人に太鼓で知らせていた」

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国造地区避難所運営訓練

11月15日(日)、和気小学校体育館で避難所運営訓練がありました。町内会長さんや防災委員の方々等30名程度で、密を避けて行われました。能美市役所危機管理課の方から、コロナ禍における避難所運営についてのお話をお聞きした後、実際に段ボールベットや仮設トイレ等、防災グッズを広げる体験をしました。また、実際に避難所を運営する際、受付、スタッフルーム、発熱者の隔離、授乳室、救護場所などをどのように設置するか、グループに分かれて話し合いが持たれました。みなさん積極的に意見を出し合っていて、団結力の高さを感じました。

里山公園土砂災害対策1工区工事が完了すると、いずれ和気小学校体育館が避難所に指定されます。それまでに、国造地区の安心安全に向けて、地域の方々と意見を出し合い、避難所運営のマニュアル作成など、準備を進めていきたいと思います。

みんなで開封し組み立て中段ボールベットと仕切りの完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループに分かれてスペース割を検討中グループごとに発表

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タウンミーティング「子どもたちの生きる力をはぐくむつどい in  南加賀」に参加して

11月1日(日)にタウンミーティング「子どもたちの生きる力をはぐくむつどい in  南加賀」に参加しました。

例年は、各校から教員、育友会員、地域の方など複数名の参加でしたが、今年度はコロナ禍で、本校からは校長一人の参加でした。講師は、金沢大学 人間社会研究域 学校教育系 准教授 原田 克巳氏でした。講演の報告を兼ねて、心に残ったことを紹介します。

・コミュニケーションは「ずれるものである」と認識すること。誰もが言葉足らずになりがちなものである。

・時代は変わった。自分たちが経験したことが今の子ども達には通用しない。

 

昭和時代は ジャンプ脳(少年ジャンプの世界) 令和時代は レノベ脳(ライトノベル小説の世界)
努力 ヘタレ チート
友情 モテ ハーレム
勝利 感動・感謝
がんばった分成長するんだ!=がんばってないよ 違う世界では、すごい自分になれるかも!=そのままでいいんだ

・甘えさせる‡甘やかす

 「甘えさせる」とは、心に力をつけていくこと 愛着関係(全面的に守ってくれる人がいる)を作ること

 「甘やかす」とは、大人が仕切って子どもに「させる」こと チャレンジさせないこと 失敗させないこと

・小学校時代に大事なことは、劣等感を抱かないようにすること 家でダラダラしているのは〇 「勉強しないさ い」と言ってする子は、ほとんどいない

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イライラと上手につきあうには??

「『イライラ』して、授業に集中できない」という子どもの姿が、学校生活の中で時折見られます。また、保護者の方からも、「ちょっと朝怒りすぎたからか、学校に行きたくないと言っていて・・・」という連絡を頂くこともあります。「イライラ」してしまう気持ちがあるのは、大人も子どもも人として当然です。

その気持ちを自分でコントロールできて、「イライラ」せずに済んだら、子どもも、保護者の皆さんも気持ちよく過ごせて、子ども達のやる気がもっともっと出てくるのではないか。

そんなことを考えていたら、ぴったりの講演会のチラシが学校に届きました。平日の夜ですが、ZOOMでも参加できます。親子での参加もできます。親のみの参加も可能です。以前、お子様を通じてチラシを配布してあります。許可を頂き、改めてHPに掲載しますので、よろしければご参加ください。

親子でイライラをイキイキに!!.pdf

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奉仕作業(緑の少年団活動) ありがとうございました

 10月3日(土)、緑の少年団活動奉仕作業として、校舎周りの環境整備をして頂きました。密を避けるため、5・6年生の保護者と役員・運営委員の皆様にご参加頂きました。育友会長のごあいさつの後、運動場・花壇の草むしり、側溝の泥上げ、プール・スキー場周辺の草刈りなど作業を行いました。プール周辺で蜂の巣が見つかり駆除もして頂けました。グラウンドもすっきりし、安全なよい環境で10月22日の「和気魂スポーツ大会」が行えそうです。当日にご参観いただけないことは大変心苦しい限りです。「和気魂スポーツ大会」の様子は、学校でビデオに録って編集し、後日見ていただく機会を作る予定をしています。ご理解の上、ご了承頂きたく存じます。

 貴重な休日の早朝に、本当にありがとうございました。また、「都合で参加できない」と、事前にご連絡いただいた方もたくさんいらっしゃって、保護者の皆様の温かいお心遣いを嬉しく思いました。

 

 

 

 

 

 

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「新型コロナウイルス感染者への差別・偏見」がもたらすもの

文部科学大臣から、新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けて、児童生徒等や学生、保護者・地域の皆様へのメッセージが出されました。その一部を抜粋します。 

「感染を責める雰囲気が広がると、医療機関での受診が遅れたり、感染を隠したりすることにもつ ながりかねず、結局は地域での感染の拡大にもつながり得ます。」

 もはや、いつ、だれが感染してもおかしくな状況にあります。だからこそ、感染拡大を防ぎたい。そのために、「もしかしたら?」と思ったらすぐに受診できる雰囲気や、感染してしまった方の気持ちを想像する思いやりの心を学校全体で育んでいきたいと思います。

 保護者・地域の皆様のご理解とご協力をどうかよろしくお願い致します。

児童生徒等や学生の皆さんへ.pdf

保護者や地域の皆様へ.pdf

新型コロナウイルス感染症を理由とした差別や偏見などでつらい思いをしたら.pdf

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夏を乗り切る!

 夏休み中も登校して休校中の遅れを取り戻すべく、学習に取り組んでいる子ども達が、少しでも快適に過ごせるようにと、能美市から各クラスにサーキュレーター2台を頂いた。届いた当日すぐに各教室に配置した。窓を開けながらのクーラー使用であるが、サーキュレーターにより教室全体に涼しさが行き渡る。

 5年生が総合的な学習の時間に学んだ「国造ゆず」のつながりで能美市から頂いた、オレンジの香りの除菌液を27日から、給食前の児童の机の消毒に使っている。さわやかなオレンジの香りが教室に広がり、気持ちがさわやかになる。「うわぁ いいにおい」と子ども達。「オレンジの香りだよ。いつか、国造ゆずを使った除菌液もできるといいね。」と、伝えながら消毒をしている。

 梅雨が明けた今週は、さらに暑さが厳しくなる予報が出ている。コロナ対策と熱中症対策に細心の注意を払いながら、子ども達が学びの実感を持ち、2学期を楽しみにする1学期末にしていきたい。

  株式会社KYARA INNOVATEより.pdf

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いじめについて考える集会

 4月当初に計画していた「いじめについて考える集会」を学校再開の6月第1週に、各クラス・学年で行いました。

 いじめは「どの子にも、どの学校でも、起こりうる」ものであることを念頭に、学校再開の6月第1週にいじめについて全児童が考えました。いじめとは「一定の人的関係にある児童からの行為で、本人が心的苦痛を感じているもの」といじめ防止対策推進法で定義されています。つまり、やった側は軽い気持ちでも、行為を受けた児童本人が、「いやだ」「つらい」「苦しい」と感じていたら、いじめなのです。

 また、いじめを防ぐためには、一人一人が「いやだ」と思ったことをしっかり相手に伝えることが大切です。黙っていたり、笑ってごまかしていたりすると、行為を行っている児童は、相手の気持ちに気づくチャンスを失うからです。

 いじめを行う側、いじめられたと感じる側、周りで見ている児童、それぞれの意識や行動できる力を高めていかなければなりません。保護者、地域の皆様も子供たちの様子で気になること、心配なことがありましたら迷わず、学校にご連絡ください。子供たちの安全・安心のためにお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

HPいじめ集会2020.pdf

 

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「新しい学校様式」創りを

約1か月ぶりに担任が直接子ども達と話をすることができた。電話を通してではあるが、子どもと話す担任の声が弾む、笑顔になる。子ども一人一人と話していると、ついつい時間がかかるが、クラスの子ども全員と話ができた担任の表情は明るく、生き生きとしている。ずっと家にいる子ども達にとっても、「担任からの電話」がよい刺激となってくれることを願う。

 休校延長となったことを受け、今回の電話連絡は、「担任と子どもが直接話す」ことを保護者の皆様にお願いした。「家に固定電話がないお宅が多く、保護者の方々もお仕事がおありの中、難しい方が多いのでは・・・」という心配があった。

 ところが、ほとんどのご家庭でお子さんと一緒に電話を待っていただいていた。何かと忙しい中、学校の取組にご理解、ご協力頂き、子どもと担任が話せるようにやりくりしてくださったのだ。そのお気持ちが、本当に有難く嬉しい。と同時に、学校も保護者の方々のお心や大変さに寄り添う努力をさらにしていかなければとの思いを新たにした。

  もはや、今まで通りのことは通用しない。「新しい学校様式」を日々、模索している。子ども達の安心・安全を第一にしつつ、子ども達がよりよく成長できるように、今、何をなすべきか、保護者、地域の皆様のご意見やお力添えもお願いして、「新しい学校様式」を創っていきたい。

 

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地域の方のお力添えに感謝

 来年度から、新学習指導要領が全面実施されます。それに伴い、クラブ活動も希望制へと変わる予定です。学校運営協議会や育友会運営委員の皆様、保護者の皆様には既にお知らせし、クラブの講師をしていただけそうな地域の方の情報を今、集めているところです。
 先日、ある方が、「是非、クラブの講師をさせほしい」と学校にいらっしゃいました。地域の方が気にかけていろいろお声掛けくださっていることがわかり、とても有難く、心強く感じました。
 その道が得意で、楽しんで取り組んでいらっしゃる地域の方のお力をお借りして、子ども達の興味・関心の幅を広げ、豊かな体験ができるクラブ活動をつくっていきたいと思います。自薦、他薦どちらでも、情報がありましたら、是非お寄せください。
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バザー準備完了! ぜひ、お越しください!!

 11月1日(金)、学級委員、運営委員、保護者、地域の皆様のご協力により、明日のバザーの準備が整いました。掘り出し物、お得なものがたくさんあります。明日は、14:40から、5・6年生による金管バンド演奏の後、バザーが始まります。また、7日(木)まで、学校を公開していますので、いつでも子ども達の様子を見て頂けます。この機会に、どうぞ学校へお越しください。
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保護者・地域に支えられた公開研究発表会

 昨日、いしかわ道徳教育推進事業 公開研究発表会を無事終えることができました。
 荒天にもかかわらず、受付や駐車場係として学校運営協議会の方々のご協力や、虚空蔵会館からは不足していた来客用の椅子をお借りするなど、地域の皆様には多大なご支援をいただきました。ありがとうございました。
 公開授業で子ども達が素直に自分の考えを伝えあい、聴きあい、認めあい、つなげあって発展させ「新たな学び」を獲得してくれた授業が展開され、講演講師の幾央大学教授 島 恒生様をはじめ、参観された先生方からは、お褒めの言葉をたくさんいただきました。
 子ども達が学校で一生懸命、学習に取り組み、このような授業を創ることができるのも、保護者・地域の皆様温かく子ども達を支え励ますとともに、国造地区の豊かな自然が子ども達の素直さ、優しさを育んでくれているからこそと感じています。
 あらためて、この度の研究発表会の成功については、保護者をはじめ、地域の皆様や国造地区の自然に支えられているおかげであることを心より感謝いたします。
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蟹淵

 10月6日(日)、ハイキングがてら蟹淵へ行ってきました。初めてです。ヒツジ草が咲き、オニヤンマが産卵に忙しそうでした。自然に抱かれ、自分の心が透き通るような感覚を味わいました。
 ここは古からの祈りの場所。子ども達にも、伝え守っていきたい。そんな思いを強くした休日となりました。
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「能美の里山にいこう!」に参加して

9月29日(月)、里山公園で開催された「能美の里山へ行こう!」に行ってみました。
朝方の雨も上がり、天候にも恵まれました。整備の行き届いた公園の芝生の上にいるだけで、心が穏やかになりました。やわらかい歌声とギターの音色が響き、ゆったりと穏やかな時間が流れます。芝生の上で、シュロの葉のバッタ、竹の鳥笛、杉の木のコマなど、地域の方の手ほどきを受けて作りながら、「子ども達にも、こんな経験をたくさんさせてあげたい」と、思いました。
 CC館では、「ゆずこしょうづくり」に初挑戦! 5年生が総合的な学習で取り組んでいる「ゆず」をよさを実感するひと時となりました。
 町おこしで開発したというほっこり焼き、いのししの肉の串焼き、ゆずソーダーは、本当においしかったです。
 子ども食堂を運営している方々とも、「和気校下にも、子ども達がほっとできる場所があるといいなぁ」と、語り合いました。冬休みに向けて、何か形にできれば・・・と夢が膨らみました。
 ザリガニつり、イノシシの的あてなど、子ども達が楽しめるコーナーもいろいろありましたが、私が出会った和気小児童は2人だけで、とても残念でもったいなく思いました。
 次回は、10月13日(日)金剛寺町、10月20日(日)仏大寺町で開催されるそうです。
ご都合がつかれる方は、お子さんと出かけてみてはいかがでしょう。ゆったりとした休日が過ごせると思います。




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プログラミング教育研修会

 8月22日(木)、本校パソコンルームで、ベネッセICTサポーターの松田 梢さんをお迎えして、第2回プログラミング教育研修会を行いました。他の研修会と重なって前回の8月8日の同研修会に参加できなかった教員が参加しました。 2020年度から全面実施されるプログラミング教育に備えた研修会です。
 研修会では、ソサエティ5.0に向け、プログラミング教育が導入された背景、小学校プログラミング教育で養うプログラミング的思考等について学習した後、実際に児童が学習するプログラミングソフトを使ってみました。
 命令を組み合わせて、自分の思い通りに人形を動かすことができると、「やった!」という達成感、うまくいかないときは、どこがよくないのか振り返り自然と試行錯誤する自分がいました。
 参加した教員からは、「目的を達成するために、命令を一つ一つ組み合わせて考える論理的思考が育つ。」「ゲーム感覚でできるから子どもが楽しく学習できそう。」「得意な子がきっといるから、新しい学習をすることで、新たに子どもの活躍の場が広がる。」といった、前向きな感想が寄せられました。
 また、教員の負担をできるだけ少なく新学習指導要領に対応していけるよう、能美市教育委員会が全面的にバックアップして、本研修やプログラミングソフトの準備をしていただいていることを改めて感じ、本当に有難く感じた研修会でした。
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授業づくり相談会

 8月21日(水)、学校教育アドバイザーの外山ひとみ先生をお招きして、授業づくり相談会が開かれました。今回は、国語の授業づくりをテーマに、新学習指導要領で求められている授業はどのような姿なのか、どんな力をつけることが求められているのか、そのために教師がどのような働きかけを行うとよいのか、など外山先生からご指導いただきました。
 その後、6年生の教材「鳥獣戯画を読む」を題材に、教材研究や単元のゴールの姿、単元の流れなどについて研修しました。
 参加した教員からは、「新学習指導要領で求められている力や、授業の流れがよくわかった」「文を読んで事実と意見を分けて読み取るとはどういうことか、わかった」「授業の振り返りは書かせるだけでなく、今日の授業を価値づけたり、自分自身の授業評価のために行うので、いろいろなあり方があると分かった」「すべての子どもが学びに向かうためには、全員が同じスタート台に立てってから授業を始めることが大切だと分かった」などの感想が寄せられました。
 2学期の授業づくりに向けて学びの多い研修会となりました。
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和気校区は素晴らしい!!

 8月6日(火)、教職員の校区探検研修会を行いました。まず教職員が地域を知り、これからの子ども達の学習に生かすことを考えることが目的です。地域の面さん、表さん、畑中さんに案内していただき、バスで校区の様々な施設を回らせていただきました。
 ゆず団地、虚空蔵窯、星が岡牧場、和気工業団地、仏大寺のメダカ、遺水観音霊水堂、鍋谷町、蟹淵、環境美化センター、辰口放牧場、金剛寺などをバスで巡りました。それぞれの場所で、施設の方、地域の方から謂れや説明などをお聞きし、感動したり、驚いたり、考えさせられたりと、心が揺さぶられるとても良い研修会となりました。校下に住んでいる職員も「初めて知ったことがたくさんあった!」と、感動していました。改めて、和気校下の素晴らしさを感じ、「子ども達にこの地域、人々の素晴らしさを伝えたい!」と、思いました。そのことが、これからの地域の担い手を育てていくことにつながると信じて。
 今回の研修会にたくさんご協力くださった、面さん、表さん、畑中さん、本当にありがとうございました。
【ゆず団地にて 塚田さん 阿部さんと】


【去年6年生が植えたゆずの苗木も元気でした】


【仏大寺町の方が日々守り続けている遣水観音堂水】

 
【辰口放牧場の牛はどんな牛か、初めて知りました】
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教職員も学びの夏

 夏休みに入りましたが、教職員はそれぞれが研修に出かけています。そして、研修してきたことを毎朝の職員朝礼で報告してもらっています。
 今朝は、「能美人権教育研究会」の研修報告が行われました。演題は「子どもの心の傷つきとその表れ」です。
 研修報告で、私が一番ドキッとしたのは、「子どもの心の傷つきは脳や行動に表れる」ということです。前頭前野や脳梁、海馬、扁桃体などが傷つき、同じ失敗を繰り返したり、社会性が身につかなかったりするというのです。行動としては、新しいことに取り組まない、我慢できない、思い通りにならないと納得しない、自分の否を認めない、なんでも人のせいにするなどといった行動に表れたりするそうです。「どうせ・・・」という言葉には、子どもの心の傷つきを表しているかもしれないということでした。
 では、子どもの心はどんなことで傷つくのでしょう。それは、「行為」(たたかれる、ひどい言葉等)だけではなく、「空気」が深くかかわっているのだそうです。相手との関係性によって作られる「空気」が子どもの心を傷つけるのだそうです。自分にはそんなつもりはなくても、子どもが感じたら、子どもの心が傷ついているかもしれないのです。態度や視線、表情等でも・・・・
 研修では、傷ついた子どもの心をケアする方法も教えて頂いたそうで、教職員で改めてその大切さを共有することができました。その方法とは、「子どもの心に重ね合わせる言葉をかけること」です。「よく頑張ったね。」「勉強難しいね。」「嫌だったんだね。」「おいしいね。」「我慢してたんだよね。」など・・・
 子どものためを思って、良かれと思って、大人は「〇〇しなさい」という言葉を子どもによくかけがちです。その言葉には、「私はあなたに不満、私の期待に応えられないあなたが悪い」というメッセージが含まれ、子どもは「自分はダメ」と思って傷ついていく・・・・1学期の子どもへの自分のかかわりを振り返り反省しながら研修報告を聞きました。
 夏休み中に行われるたくさんの研修を全教職員で共有して、2学期に実践し、子ども達のより良い成長につなげていきたいと思います。
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目標に向かって

 7月30日(火)、辰口地区水泳記録会が辰口中央小学校のプールにおいて行われました。大変暑い中でしたが、今後、辰口中学校で共に学ぶ仲間と共に、自分の記録に挑戦しました。
 泳ぎ終わった子ども達は、全力を出し切ったすがすがしい表情でした。そして、初めて25mを泳ぎ切ることができたり、自分の記録を伸ばすことができたりと、自分の頑張りが結果に結びついたことを仲間と共に笑顔で喜び、達成感を味わうことができました。目標をしっかり持ち、目標に向けて精一杯取り組むことの大切さ、達成した時の喜びの大きさ、達成できなかった時の悔しさなど、子ども達にとって貴重な体験の場となりました。
 また、レースの間、和気小の仲間にはもちろん、他校の友達にも応援したり拍手をしたりする温かい光景もみられ、辰口中学校で共に学ぶ仲間とのよい交流の機会となりました。
 例年の猛暑の中、子ども達を熱中症から守るために、資源回収でいただいたお金から、簡易テントを購入させていただきました。おかげで一人も具合が悪くなることもなく、無事終了することができました。簡易テントは、今後運動会等でも使わせていただきたいと思っています。
 地域の皆様のお力添えにより、子ども達が安全に元気に活動することができています。本当に有難いです。

【購入させていただいた簡易テント】
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子どもを勉強好きにするには?

 6月25日(火)から、家庭学習強化週間が始まっています。保護者の皆様には、日頃から、子どもが学習に集中できる環境づくりにご協力いただき、ありがとうございます。
 「子どもに自分から宿題や勉強してほしい」これは、全ての保護者の願いではないでしょうか。そんな保護者の皆様に少しでも参考になればと思い、少し古い本ですが『子どもを勉強好きにする20の方法』(河合塾進学研究社 西村 創著 WAVE出版)から、いくつかご紹介します。

 ①子どもは親に褒められることで、「承認欲求」が満たされ、小さな自信が芽生え
  る。
 ③「注意」と「ほめる」は、必ずセットに
   褒める7割、注意3割
 ②親に言われて嫌だった言葉ワースト1・・・・「勉強しなさい」「宿題やった 
  の?」⇒子どもの行動ではなく、気持ちに注意を向けてポジティブにアプローチ
  する。
Ex.「宿題、やる気になれそう?」
 ③「アメ」と「ムチ」方式(「〇〇したら~買ってあげる」等)は、「やる気」の大敵
  ・自分でやる気を出せなくなる。   
  ・「間違えてはいけない、間違え=悪」と考え、委縮して成果を出せなくなる。
  ・想像力が生まれなくなる。
  ・過程を軽視し、結果のみを追求するようになる。

 宿題をすることが目的ではありません。人として成長していくための手段です。「宿題をする」ということを通して、頑張れる人になって、周りの人を幸せな気持ちにすることができる、勉強して知識と知恵をつけていくことで、将来、大切な人たちを幸せにできる力になるなど、宿題・勉強をする目的を、ぜひ保護者の皆様からもお子さんに話してみてください。
 学校でも、宿題の在り方について考えていこうと思っています。
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参観日、引き渡し訓練 ありがとうございました。

 先日は、お忙しい中、授業参観、引き渡し訓練にご参加いただき、ありがとうございました。
今日、各クラスを回って「参観日の後、おうちの人からほめてもらった人?」と聞いてみました。
多いクラスでは、8割、少ないクラスでは5.6人の児童が手を挙げていました。和気小全体としては、大体1/3ぐらいの子ども達が、保護者の方から温かい励ましの言葉をもらえたようです。
 中には、「お母さん、こんだし。」とさみしそうにつぶやく児童もいました。お仕事の関係で気持ちはあっても、来られなかった保護者の方もいらっしゃることと思います。そんな場合は、「行きたかったけど、仕事の都合でどうしても行けんで、ごめんね。どうやった?なにがんばったん?」と、声をかけてあげてください。そして、お子さんの話を目を合わせて聞いてあげてください。それから「そうか。よかった。安心したわ。」など、保護者の方の感想を伝えてあげてください。
 また、お仕事でお忙しくてまだ、お子さんに伝えていらっしゃらない方は、是非この週末に、お子さんの頑張りを認めたり、よいところを伝えたりしてあげてください。
 木曜の朝、玄関で「昨日、うちの人と参観日のお話した?」と、声をかけた2年生の児童が、とっても嬉しそうに、でも、はにかみながらうつむいて笑ってうなづきました。保護者の方の温かい言葉は確実に、子ども達の心に響いていることを実感した出来事でした。
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授業参観

 6月26日(水)は授業参観日です。
 授業参観日は、「お子様のがんばりや成長、よいところなどを見つけよう!」と思ってご来校ください。
 ほかのお子さんと比べる必要はありません。「当たり前のことができている。」ならば、褒めてあげてください。「ちゃんと座っていたね。」「話している人を見て聞いていたね。」「一生懸命考えているのがわかったよ。」など・・・・
 図工や学習の掲示物を見て、いいところを探すこともできます。「色づかいがよかったよ。」「がんばって書いたんだね。」など・・・
 もし、気になること、ちゃんとできていないなぁと思うことがあったとしても、お子さんに伝えるのは1つぐらいにして、いいところ、がんばり、よさをたくさん伝えてあげてください。
 そして、授業を参観されての保護者の皆様の考えや感想と、お子様が考えていたことなどを交流してみてください。 せっかく同じ時間を共有したのですから、親子で楽しく会話をするひと時を是非持っていただきたいです。
 そのことが、お子様の「心の栄養」となり、次への意欲、頑張るエネルギーとなるのです。
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