校内外の活動記録

卒業式

 3月2日、第74回卒業証書授与式が挙行されました。
春の柔らかな日差しにつつまれた佳き日、卒業生123名は門出を迎えました。
 式典では、各クラスの代表4名が卒業証書を受領し、生徒会長の大端遼さん(2年生)が送辞を、山岸海琴さん(3年生)が答辞を述べ、高校生活の思い出を振り返りました。
 閉式後に行われた最後のホームルームでは、担任が生徒一人一人に卒業証書を手渡した後、思い出動画を流したり卒業アルバムにメッセージを書きあったりと、教室での最後の時間を名残惜しそうに過ごしていました。
 新型コロナウイルスの影響で多くの行事や部活動が縮小や中止となることが多かった3年生ですが、どんな環境でも楽しむ術を見出し、あらゆる逆境も乗り越えてきた彼ら、彼女らは逞しく輝いて見えました。これから歩みだす未来に幸多からんことをお祈りしています。

 

 

 

「総合的な探究の時間」合同発表会

  2月10日(木)、輪島高、能登高、飯田高2年生における「総合的な探究の時間」合同発表会が各学校でのリモートで開催されました。

 開会に際し、輪島高校 上野校長より挨拶を頂き、その後、各学校代表者2グループが、それぞれの研究テーマを掲げ、持ち時間8分、質疑応答時間4分の中で、成果発表を行いました。能登高校生徒が、身近な学校生活の中で日頃から感じていた、古い冷水器の水を地元の海洋深層水を使ったウオーターサーバーに繋げた取組や設置実現までに至った経緯が印象的でした。また、地域の活性化や定住人口を増やす取組にも前向きな挑戦が伺われたすばらしい発表会となりました。

   

  

輪島市スポーツ賞

令和3年度に全国大会などで優秀な成績を収めた選手等を表彰する「輪島市スポーツ賞」の受賞者が発表され、本校全日制から3名の生徒が選出されました。
コロナ禍で十分な練習ができなかったり大会が中止になったりする中で、各自モチベーションを維持しながら努力し、結果を残しました。


受賞者と今年度の主な成績は次のとおりです。 

◇市スポーツ賞
池端 春香 北信越新人3位、全日本競歩輪島大会5位
古谷 京  全日本競歩輪島大会4位 

◇市スポーツ奨励賞
山本 優喜 県高校総体5000m競歩優勝

 

※新型コロナ感染拡大のため表彰式は中止となりました。

 

【輪島塗チーム】上塗りを体験しました。

 1月23日(日)、輪島塗の制作工程を学ぶ2年生9名は、塗りの仕上げ作業である「上塗り」を体験しました。
 体験では、伝統工芸士である津田眞一郎さんら輪島漆器青年会の方々に指導していただき、刷毛で漆の厚みが均一になるように塗るコツを教わりながら、椀の内側に朱や黒の色漆を塗り上げました。生徒からは「お椀を塗る時に手首を回すのが難しかった」という声が聞かれました。
 この後、椀は機械風呂で2日程度乾して仕上げを施され、3月頃に完成する予定です。
 7月からこれまでに「木地作り」や「布着せ」を体験し、1個のお椀ができるまでには多くの職人の手作業と技術が求められることを知ることができました。

  

 

 

 

講座「成人になったら何が変わるの?」

 成人年齢を現在の20歳から18歳に引き下げる民法の改正が2022年4月1日より施行されることに伴い、来年度に成人年齢に達する生徒を対象に司法書士による講座が実施されました。
 講座では、「成年になると変わること」について説明がされました。
 成人になると親権者の同意がなく契約を単独ですることができるようになるため、特に巻き込まれやすいトラブルとして、マルチ商法やSNSでの勧誘の事例について映像を交えて分かりやすく解説していただきました。
  

 

 

大学入学共通テスト出発式

 1月14日(金)午前、3年生の進学をめざす生徒たちが大学入学共通テストを受験するため、本校からバス2台で出発しました。

出発式では、春木教頭より激励のあいさつを頂きました。その後、異動された先生方からもたくさんのビデオレターやメッセージが寄せられ、生徒たちは、感激した様子で、見ていました。

 また、共通テストを受験しない3年生からは、千羽鶴の贈呈があり、校内の大勢の後輩や職員に励まし等の言葉をかけられ、学校を後にしました。

            

 

公務員志望者・合格者座談会

 1月13日(木)、公務員を志望する2年生と公務員試験に合格した3年生による座談会が開催されました。
 座談会は、3年生3名と2年生11名が参加し、3年生から公務員を目指した動機や試験までの勉強方法、実際に受けた面接の様子などについて説明を受け、その後意見交換がなされました。市役所の採用試験に合格した3年生は、「ダメだった時のことを考えず勉強に集中した。自分に逃げ道を作らなかった。」「深夜まで家で勉強するよりも授業を一番大事にしていた。」と話していました。他の3年生も「日頃から新聞や気になるニュースに目を通していた。」「苦手な分野を早めに見つけて克服するように努力した。」「作文対策として構成を考えてから書く練習をして先生に何度も添削してもらった。」など、自分の取り組みを振り返ってアドバイスしていました。
 2年生は、「先輩の話を聞いて頑張ろうと思えた。」と意欲を高めた様子で話していました。

   

 

 

3学期始業式

明けましておめでとうございます。

1月6日(木)、3学期がスタートしました。
全国的に新型コロナウイルスの感染が増加傾向にある中、感染防止のため放送により始業式が行われました。

 始業式で上野校長は、「人間万事塞翁が馬」という諺を用いながら、「挑戦して失敗し後悔しながら人格が磨かれていく。今後もこれらを繰り返しながら人生を生きることを味わっていきたい。」と話されました。
また、困難を抱えながらもオリンピックで活躍された池江璃花子選手ら三名の活躍についても触れ、「この世界は感動で満ちあふれている。必ず夢が叶うと信じ、自分や友達を信じて青春の喜びを味わいましょう。」とメッセージを送りました。

 生徒らは、友達と久々の再会を喜びながら笑顔をのぞかせていました。
今年度の仕上げとなる3学期です。生徒一人ひとりがそれぞれの目標を達成してくれることを期待しています。

 

 

百人一首大会

 12月22日(水)の放課後、図書室において百人一首大会が行われました。
図書委員会、行事担当の生徒が司会進行を務め、生徒、職員から募った14名の参加者は、くじ引きで決まった相手とトーナメント方式で対戦しました。対戦が進んでいくと勢いよくカルタを取る音や様々な掛け声と共に熱戦が繰り広げられました。また、決勝戦では、周りから見守られ、大盛況で楽しい時間となりました。