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4年 子どもができるボランティア(災害編)

今朝学校前で子どもを迎えていたら、山蔭に虹がうっすらとかかりました。するとそれを見た1年生が、「にじ」の歌を玄関で歌ってくれました。

「きっと明日は、いい天気~音楽」ほんとにかわいい歌声をありがとう。今日はとっても嬉しい朝でしたキラキラ

さて、いつも学校のために様々なことにご協力いただいている英田地区くらし安心ネットワーク委員会と津幡町社会福祉協議会、英田公民館の皆様のお力をお借りし、4年生の総合的な学習の一環として、「子どもができるボランティア(災害編)」講座を開きました。

はじめに、山崎委員長様からご挨拶をいただき、社会福祉協議会の北村様をからこの学習について説明していただきました。その後、みんなで災害時にクリアファイルを使ったフェイスガード作りをしました。

  

 

  

私たちは、災害のとき避難所で生活しなければならないことはなんとなくわかってはいますが、実際の避難所でどんなことが困るのか、またコロナ禍ではどんなことに気をつけなければいけないのか、お話を聞きました。

  

 

たくさんの人と暮らすには、いろいろな人がいることを理解し、それを認め受け入れること、そしてお年寄りや赤ちゃんなどに寄り添って生活することの大変さや難しさも分かりました。またトイレの不便さは想像以上で、簡易トイレが設置できるまでの2週間は、全部自分たちで処理しなければならないこともわかりました。

その後、「子どもにできること」という視点でお話していただき、実際にお年寄りの方々を想定して、避難所での話し相手になったり欲しいものを持ってきてあげたりするボランティア活動を体験しました。

  

 

   

 

  

 

  

1回目は、まだ要領を得ず、なんとなく距離があるがした子どもたち。そこで、作戦タイムをとり、どうしたらもっとお互いの気持ちが通じるか考えることにしました。すると、子どもたちの動きがとてもよくなり、目の位置を合わせるためにひざまづいたり、身を乗り出して笑顔でうなづきながら会話したりする子も増えてきました。

最後の感想では、「子どもにもできることがあるんだと分かった」という子どもたちに対して、地域の方から、「子どもしかできないこともあるのだ」というお話をいただきました。

子どもが話しかけるだけで笑顔になるなんて、子どもたちがもっているパワーはすごいのですね。やはり「子どは地域の宝」です。本当に子どものもっている力で、地域をもっともっと盛り上げていければいいなぁと感じました。

お忙しい中、このような機会をご準備いただいた津幡町社会福祉協議会の皆様、英田地区くらし安心ネットワーク委員会、英田公民館の皆様、本当にありがとうございました。これからもご指導よろしくお願いいたします。