あがたっ子ニュース

月の形

先月の満月は1年で一番大きく見える「スーパームーン」でした。そして先週の木曜日には,日本初となる小型月面探査機「SLIM」を積んだH2Aロケットの発射成功がニュースでも取り上げられました(先週の理科の授業ではLIVE配信でその様子を観ました)。現在NASAの「アルテミス計画」が進行中で,2年後には月面基地での人の長期滞在がスタートする予定です。このように最近は何かと月が話題になっています。

6年生の理科では,「月の形と太陽」について勉強しており,今日は月の形がどうして変わるのか実験しました。

理科室を暗室にし,月の模型と光源装置を使って,月の位置を移しながら形が変化していく様子を観察します。

子どもたちは理科室の真ん中に座り(地球の位置),その周りに沿って月の模型を動かしていきます(月の公転)。そうすると光源装置と月の位置関係によって,新月→三日月→半月(上弦)→満月→半月(下弦)と形が変わっていく様子が分かります。

実際の月は約29日かけて地球の周りを一周します。次の満月は9月29日,仲秋の名月です。西に沈んだ太陽の反対側に見えるので,日没後間もない東の空に見えてきます。