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水溶液の性質

「水溶液」とは、ある物質が水に溶けて液体になっているもののことです。

6年生の理科で、この水溶液の性質について学習しています。今日は5種類の水溶液について調べました。調べるのは、食塩水、石灰水、アンモニア水、塩酸、炭酸水。多少石灰水は濁っていましたが、いずれも透明な液体です。この中で一番違いがわかるのはアンモニア水。ツンとした匂いが特徴です。直接匂いを嗅がないよう手であおぎますが、それでも強い匂いがします。そして一番取り扱いに気をつけなければならないのは塩酸です。洗剤等にも使われていますが、強い酸なので、物を溶かす力があります。実験用に希釈してありますが、子どもたちには十分気をつけて取り扱うよう注意を促します。

まずは見た目・匂いをよく観察した後、蒸発皿でこれらの水溶液を蒸発させていきます。皿に残って出てきたものが、水溶液に溶けていた物質ということになります。

ポイントは個体が溶けていたのか、それとも気体が溶けていたのかということです。この違いで水溶液を分けることができます。5種類の内、どれか2つ白い粉が残ります。さあどれとどれでしょうか。