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5・6年 出前ものづくり講座でハンコ彫り体験をしました

今日は本当に寒い朝でしたね。三寒四温という言葉がありますが、これを繰り返して春に近づいていくのですね。

さて、昨日、今日と2日にかけて、5・6年生は、石川県職業能力開発協会の出前ものづくり講座ハンコ彫り講座を体験しました。この講座は、ものづくりマイスターと言われるその道の名人の皆さんが、様々なものづくりを子どもに教えてくださる講座です。今日いらっしゃったハンコ職人の皆さんも、この道15年以上のマイスターの皆さんばかりです。そして今後6年生は、卒業生制作の色紙に自分のハンコ(篆刻)を押すこと、5年生も自分の書写などの作品に押すことにしています。

  

 

  

 

  

  

  

 

  

 

    

 

  

 

  

 

   

実は、私も12月に一度やってみたのですが、字画の多い文字を彫るのはとても難しかったです。でも、子どもたちには「自分が決めた名前の文字」ということが大切であり、作品作りに没頭していた2時間でした。どの子も粘り強く最後までやり遂げられたのには、マイスターの先生方のとても温かいご指導があったからだと思います。

今、社会のデジタル化が進み、「ハンコを省略する」という動きもありますが、わたしは今回の講座を体験した子どもたちの様子をみて、自分の苗字や名前への愛着の深さを感じました。決して自分で選んだわけではないけれど、苗字の歴史や名前に込められた思いを子どもたちなりに感じ、心を込めて文字を彫ることで、さらにその思いも深くなり、自分を大切に思えることでしょう。

2日間にかけて、ご指導くださった石川職業開発協会とマイスターの皆様、本当にありがとうございました。