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3年 河合谷の皆さんから禁酒村のお話を聞きました

今朝は、朝もやのかかる雨の朝でした。ちょっと幻想的な風景でした。

  

こんな雨の日も、あがたっ子たちはしっかりと歩いて登校しています。そして玄関前で傘のしずくを落とし、傘を巻いて校舎に入ります。中には、混雑を避けるため、防寒具をここで脱いでいく子もいます。子どもなりにいろいろ考えて行動しているのですね。

さて3年生は、総合的な学習の時間で地域について学んでいるのですが、今日は河合谷地区の「禁酒の学校を語り継ぐ会」の皆さんをお迎えし、旧河合谷村が「禁酒村」と呼ばれるようになったその歴史について教えていただきました。

まずは「禁酒物語」という紙芝居を見せていただきました。

  

 

  

 

  

 

  

旧河合谷村の皆さんがどんな思いで学校を建てるために「禁酒」という策を考えたのか、子どもたちに「学校」が必要だと考え、どんな思いをしてお金をためていったか、さらにそのことが学校を建てるだけではなく、いろいろなメディアに取り上げられ、河合谷の願いが世界の人々に称賛されたいきさつなども教えていただきました。

最後に、この会の皆さんがどうしてこのような紙芝居を子どもたちに伝えたいと思ったかという話をされました。「何かを達成するために、粘り強く『我慢』することの大切さをみんなに分かってもらいたいからです」ときっぱりとおっしゃったその言葉、そしてはっぴの背中に書かれていた「河合谷」の文字に込められた思いを知り、とても心を打たれました。3年生は、今日学んだことを劇にして、6年生を送る会で全校に伝える計画を立てています。今日の河合谷地区の皆さんが伝えたかったことをしっかりと劇で表してくれることでしょう。

「禁酒の学校を語り継ぐ会」の皆さん、本当にありがとうございました。今後ともご指導よろしくお願いいたします。