〒929-0319 津幡町字能瀬井36
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5年生の鹿島少年自然の家での活動のようすです。5年生は、今回は野外炊飯としてカレーを作りました。3つのグループ(①火おこし ②ごはん ③カレー)に分かれ、役割を分担して作りました。
まずは火おこしグループです。
火おこしのスペシャリストの先生に教わりながら、今回は竹をなたで割るところから始めました。初めはおそるおそるの子どもたちも、上手になってくるとスパッと切れるるようになり、「気持ちいい‼」と言っている子もいました。着火剤は、松ぼっくりです。それに割った竹を組んで置き、火をつけていきました。みんないつしか、職人のように火ばさみを使えるようになっていて、感心しました。
その間に、ごはんグループとカレーグループは炊事場で準備をしました。まずはごはんグループです。
お米をザルとボールで研いだ後、お釜で炊いていきます。その時、お釜の底にすすがつくのを後で取りやすくするために、クレンザーをつけました。そして水加減をチェックしもらって、一気に火にかけていきます。強火で一気に炊くために大きな薪を入れて、火力を強くしていきます。また、途中で沸騰の加減を見るためにさっと蓋を開けて様子も見ます。沸騰が収まったら、今度は一気に火を止め、蒸らします。ここでも火おこしグループが、大活躍。火ばさみを使って熱さと闘いながら、火のついた薪を隣のかまどに移動させてくれました。「チャレンジと協力」のスパイスが入りましたね。
もう1つは、カレーグループです。まずは、野菜を洗い切っていきます。
ピーラーや包丁を使って上手に皮をむき、相談しながら大きさを決めて野菜を切っていました。そして、かまどに鍋をかけ、柔らかくなったかどうか確かめて、最後に肉とルーを入れました。かまどの煙が目に入って、目をこする友だちに「だいじょうぶ?」と声をかけながら、カレーが出来上がりました。「思いやり」のスパイスもバッチリ入りましたね。
いよいよ盛り付けです。
ほとんどのグループが、とても上手に作ることができました。ご飯もバッチリ炊けました。やはり「思いやり・協力・チャレンジ」のスパイスが入ったおかげです。コロナに気をつけながら、距離を保ち、静かに食べました。とっても美味しいかれーでした。
協力して片付けも早く終わったので、少しだけ自然の家の周りの遊具などで遊ぶこともできました。
ハイジのブランコ、シーソー、草上そりすべり、竹馬などみんな元気に仲良く遊べました。
別れの集いでは、所長さんにまたまた「とてもいい子達ですね」と褒めていただきました。それもみんなが最後までしっかりとめあてを心に留めて、頑張ったからでしょう。
前回の水辺の学校の校外活動、そして今回の鹿島少年自然の家での活動と、どんどん成長している5年生の姿が見られて、本当にうれしい1日でした。来週も、あと1つ校外活動が控えています。ぜひ、この調子で素晴らしい姿を見せてくださいね。頑張った5年生の笑顔は、キラキラ輝いていましたよ
最後になりましたが、鹿島少年自然の家の皆様、大変お世話になりました。素敵な思い出をありがとうございました。