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ツバメ調査はできないけど

 昨日から愛鳥週間が始まりました。石川県では毎年この時期に「ツバメ調査」をしています。 

 ツバメは、水田などの害虫を食べてくれるなど、人間の生活に役立つ「益鳥」と言われています。この時期に海を渡り、日本にやってきて巣作りや子育てをします。新緑と青空を背に、水田や民家の周りを低空飛行するツバメの姿は、カッコいいと思いませんか。フンを落とすのはちょっと困るのですが、ツバメが巣を作る家には幸せが来るという言い伝えもあるので、かわいいヒナがいる巣の様子をあたたかく見守っているご家庭も多いのではないでしょうか。

 ツバメや巣の数を調べると、自然環境の変化の様子がわかります。そこで石川県は大切な自然を守るために、昭和47年(1972年)に「ツバメ調査」を始めました。去年まで1年も欠かさず、県内すべての小学校で6年生が調査してきました。お兄さん、お姉さんはもちろん(石川県出身の)お父さん、お母さんも、必ず経験しているはずです。残念ながら今年は実施できないので、どうかツバメのことを教えてあげてください。また、下に添付した動画も参考にして、散歩のついででも、玄関先からでも、ツバメの姿を探して観察してみてください。見つけたら、ぜひ生活ノートにその様子を書いて教えてください。(去年、英田地区では成長が58羽、使用中の巣が51個確認されています。) 

http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005300063_00000