6年生の学びの広場
図工課題①〈あるものスケッチ〉(6年生)
みなさんはじめまして!今年、図工を教える宮野まりなといいます。コロナウイルスの休校で、まだ会うことができていませんが、皆さんと一緒に楽しく図工ができる日をとっても楽しみにしています。
『家にあるものスケッチ』
せっかく家にいる今は、作品を作るチャンス!今回は「えんぴつ・配付された紙・お家にあるもの」の3つで、作品を作ってみましょう。その名も『お家にあるものスケッチ』です。
※「スケッチ」とは、人や物や風景などをよく観察しておおまかに絵にかくことです。
この課題のすすめ方は、大きく分けて3つのステップ。順番に一緒にやってみましょう。
① 家にあるものの中から、スケッチするものを1つ選ぶ。
②この記事にのっている「スケッチのかき方」をみながら、自分が選んだものを観察して絵をかく。
③かき終わった作品の解説を書く(かいてみた感想や、どんなものを選んだのか、選んだ理由など)
①家の中にあるものの中から、スケッチするものを1つ選ぶ。
まずは、自分の家の中をぐるっと見てみましょう。いろんなものがたくさんありますね。いろいろ見てまわって、1つだけ絵にするものを選びましょう。選ぶ理由はそれぞれみんな違ってみんな良いです。「思い出の品」「なんとなく目に入った!」「四角いもの」「かきやすそう」「いま絵にしないといつかなくなるかもしれない」「いつもつかっているもの」…など、自分なりの理由で1つに決めます。先生はいつも使っているえんぴつをかくことにしました。
②「スケッチのかき方」をみながら、自分が選んだものを観察して絵をかく。
1,選んだものをよく観察する。(手に持てる物は持ってみたり、近くで見たり遠くから見たりよく観察しよう)
2,物の周りの形をよく見て観察。えんぴつでかいてみよう。配付された紙のわくいっぱいに大きくかく。
←えんぴつの周りの形をよくみて、線でだいたいの形をかく。(おおまかでok)
→紙になるべく大きくかく
3,ものにあたっているひかりとかげをよく見て観察。少し暗いところと、明るいところの差をかいてみよう。
←えんぴつのひかりが当たって明るいところと、かげになって暗くなっているところをかく。
→ものは、光が当たっているところは明るく、その反対側は暗くかげになります。ひかりの向きをよく観察するのがコツです。
4,物の色の濃さを観察する。色の濃いところ、薄いところを比べながら、えんぴつでぬって表現する。
←えんぴつの芯は黒いので、濃く。芯の近くにある木は白いので、明るく。持ち手のところは、芯よりは明るいけど、木よりは濃い色。よく観察して濃さをかこう。
→野球ボールは白と赤。白黒にすると、赤いところは濃い色、白いところは薄い色になりました。濃さを比べてかいてみよう
5,物の細かいもようや、細かい特徴をかいて仕上げをしよう。コツは、物にあるものは全部かくこと!
←えんぴつに書いてある文字や、
えんぴつを置いたところにできる
かげもかいた。
→細かいところは物に近づいて見てみたり、どんなさわりごこちか触ってみたり、いろんなやり方で観察してみよう。
③かき終わった作品の解説を書く(かいてみた感想や、どんなものを選んだのか、選んだ理由など)
スケッチが完成したら、その下にある「作品解説を書こう」にかいてみた感想や、それをかいた理由などを書きましょう。
かいてみて難しかったと思うところや、ここはできた!というところなどいろいろあると思います。
作品解説が書けたら今回の図工の課題はおしまいです。
心と体の健康に気をつけて、元気いっぱいすごしてください。