みなさんはじめまして!今年、図工を教える宮野まりなといいます。コロナウイルスの休校で、まだ会うことができていませんがみなさんと一緒に楽しく図工ができる日をとっても楽しみにしています。
『お気に入りスケッチ』
せっかく家にいる今は、作品を作るチャンス!今回は「えんぴつ・配られた図工の紙・お家にあるもの」の3つで、作品を作ってみましょう。その名も『お気に入りスケッチ』です。
※「スケッチ」とは、人や物やけしきをよくかんさつして、おおまかに絵にかくことです。
この宿題のすすめ方は、大きく分けて3つのステップ。じゅん番にいっしょにやってみましょう。
① 家にあるものの中から、スケッチするものを1つえらぶ。
②ここにのっている「スケッチのかき方」をみながら、自分がえんだものをかんさつして絵をかく。
③かき終わった作品のせつめいを書く(かいてみた感想や、どんなものをえらんだのか、えらんだ理由など)
①家にあるものの中から、スケッチするものを1つえらぶ。
まずは、自分の家の中をぐるっと見てみましょう。いろんなものがたくさんありますね。そのなかでも、「自分のお気に入り」をさがしてみましょう。お気に入りを1つだけえらびます。お気に入りをえらぶ理由はそれぞれみんなちがってみんないいです。「思い出の品」「よくつかっているもの」「なんとなく形がおもしろくてすき」「いま絵にしないといつかなくなるかもしれない」「ちいさいころからあるもの」…など、自分なりの理由で1つに決めます。先生はいつも使っているえんぴつをかくことにしました。
②「スケッチのかき方」をみながら、自分がえらんだものをかんさつして絵をかく。
1,えらんだものをよくかんさつする。(手に持てる物は持ってみたり、近くで見たり遠くから見たりよくかんさつしよう)
2,物のまわりの形をよく見てかんさつ。えんぴつでかいてみよう。くばられた紙のわくいっぱいに大きくかく。
←えんぴつのまわりの形をよくみて、線でだいたいの形をかく。(おおまかでok)
→紙になるべく大きくかく
3,ものにあたっているひかりとかげをよく見てかんさつする。少し暗いところと、明るいところをくらべてかいてみよう。
←えんぴつのひかりが当たって明るいところと、かげになって暗くなっているところをかく。
→ものは、光が当たっているところは明るく、その反対は暗くかげになります。ひかりの向きをよくかんさつするのがコツです。
4,物の色のこさをかんさつする。色のこいところ、うすいところをくらべながら、えんぴつでぬってかく。
←えんぴつのしんは黒いので、こく。しんの近くにある木は白いので、明るく。持ち手のところは、しんよりは明るいけど、木よりはこい色。よくかんさつしてこさのちがいをかこう。
→野球ボールは白と赤。白黒にすると、こさのちがいがわかるね。
5,物のちいさなもようや、細かいところをかいて仕上げをしよう。コツは、物にあるものは全部かくこと!
←えんぴつに書いてある文字や、えんぴつをおいたところにできるかげもかいた。
→細かいところは物に近づいて見てみたり、どんなさわりごこちかさわってみたり、いろんなやり方でかんさつしてみよう。
③かき終わった作品のせつめいを書く(かいてみた感想や、どんなものをえらんだのか、お気に入りにえらんだ理由など)
スケッチができたら、その下にある「作品せつめいを書こう」に、かいてみた感想や、それをえらんだ理由などを書きましょう。
かいてみてむずかしかったと思うところや、ここはできた!というところなどいろいろあると思います。
作品せつめいが書けたら今回の図工の宿題はおしまいです。
心と体のけんこうに気をつけて、元気いっぱいすごしてください。