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7月4日子どものワークショップがありました。

7月4日(木)珠洲市の復興計画につながる、子どものワークショップが飯田小で開かれました。珠洲市の復興計画を策定するために、珠洲市は子どもたちの意見も聞きたいとして、市内の小中学校で意見交換会が開かれています。この日は、ファシリテーションしてくれる方のリードで、自分たちの意見を素直にはっきりと出し合いました。

4年生から6年生のみんなが参加しました。「珠洲の好きなところ」「ちょっときらいなところ」「住み続けたいかどうか」の三つの視点について、それぞれ考えました。

みんなそれぞれ自分の意見をもっていて、それを素直に口にしていました。安心して自分の意見を出せる関係があるのだなと思います。「好きなところ」で断然多かったのが「祭り」でした。単に楽しいではなく、「みんなでにぎやかにもりあがれるところがいい」と発表してくれる人がいました。そして、住み続けたいかどうかについては、「思わない」「迷っている」という意見ももちろんよかったのですが、「住み続けたい」という意見の人が多くいました。その理由は「だって友達がいるから」、「おばあちゃん達が集まっていることろへ行くと、『学校どうやった』と声を掛けてくれて、とてもやさしい人が多くて、そこがいいから」という意見もあって、児童のみんなはふるさとの良さを「人と人の関係」としてとらえているのだな、と教えられる思いがしました。真実を突いている気がします。

人と人との豊かな関係が結ばれる、飯田小学校や珠洲市を目指していきたいですね。