令和7年度の学校の出来事や子どもたちの様子を紹介します。

10月28日、6年生は戦争遺族の方の話を聞く会がありました。

お話してくださった岡西さんは戦争の体験のお話をする前に、命について次のようにおっしゃっていました。

「みんなは生まれる前から、生まれることを楽しみにされてきたんだよ。生まれたときには周りの人にたくさんおめでとうと喜んでもらったんだよ。一人一人がそういう命なんだよ。そしてみんなの命には輝く未来があるんだよ。」

子どもたち一人ひとりに語り掛けるようにお話されていた様子が印象的でした。

戦争で奪われた命の多さや、戦争が終わった後の苦しい生活についてのお話を6年生も真剣な表情で聞いていました。

6年生は今、自分の将来のことを考える勉強をしています。

それぞれの輝く未来が実現できるような、平和な社会を作っていきたいですね。

津幡町のバス乗車体験がありました。

路線バスの乗り方の練習の後は、実際に乗って津幡駅まで行ってきました。

バスの中では、たくさん質問に答えてもらい、バスに詳しくなりました。

春に植えたさつまいもを収穫しました。

大きく育ち、掘るのも一苦労でしたが、「こっち手伝って！」「助けにきたぞ！」と

みんなで協力して掘り出す姿がたくさんあり、素敵でした！

持ち帰った後は、「美味しかったよ！」「焼き芋にした！」と家で食べた感想も教えてくれました。

１０月２９日(水)

１年生は、バスに乗って小松市の「こまつの杜」「サイエンスヒルズこまつ」に行ってきました。

こまつの杜では、とても大きなショベルカーやダンプカーを見ました。運転席に乗ったり、アームが動くのを見たりして、みんな大興奮でした。これから学習する、国語「じどうしゃくらべ」につなげていきます。

サイエンスヒルズこまつでは、プラネタリウムを見て宇宙や星について学びました。そのあと、ワンダーランドでたくさん遊びました。

初めてのバス移動や施設の見学は、少し緊張していましたが、みんなできまりやマナーを意識して、楽しく見学することができました。

町の特産にふれる総合の学習で、学校で育てていたまこもを収穫しました。

子どもたちは、用務員さんにやり方を教わりながら楽しそうに収穫していました。

次の日の給食の汁物にはまこもが入っており、「昨日のまこもだ！」と目をキラキラさせながら美味しく食べていました。

９月の総合学習にて、稲刈り体験・精米見学を行いました。４月に田植えを行ってから見守り続けた稲の成長に大喜びの子どもたちは、意欲的に稲刈りをしていました。地域の田んぼの先生である小泉さんから、鎌の扱い方や精米の過程を丁寧に教えていただき、学びの多い学習になりました。

５年生が家庭科の時間に、学校田で育てたお米を使って炊飯の調理実習をしました。

ガラス鍋を使い、お米がご飯に変化していく様子を観察しました。

「鍋の中がブクブクしている！」「焦げた香りがしてきた。」と、五感を使って感じている姿が見られました。

炊きあがったご飯を見て、「新米の輝きだ！」と感想が聞こえるくらい美味しそうに炊けていました。

火災の避難訓練を行いました。時間は長休み時間でした。普段の避難訓練とは違い、予告なしで行いました。火事等はいつどのようなときに起こるかわかりません。普段から体が自然に動くように訓練をしておくことが、自分の大切な命を守ることにつながります。終わった後に振り返りを各学級で行いました。

４年生２学期の総合的な学習では「みんなで守る、過ごしやすい津幡町」をテーマに、

様々な生きづらさを抱えている人との共生について学習を進めています。

その中で、体の不自由な方からお話を聞く機会を設けました。

１０月１７日は耳の不自由な方からのお話として、浜本夫妻にお越しいただき、

普段の生活の仕方や日常生活における困難さ、手話や指文字など、

いろいろなお話をしていただきました。

お話の中に、「できないを認める」という言葉がありました。

障害がある、ないにかかわらず、

自分や他人のできないことを認め合い、支え合うことが、

これからの社会を豊かに生きぬくためのヒントだと感じました。

１８日（土）１９日（日）２日間にかけて井上地区文化祭が、小学校体育館や井上公民館で開催されました。その中で、「井上の郷土文化を考える会」の展示会がありました。体育館で来年度１５０周年を迎える井上小学校の歴史をふりかえるという展示が多数ありました。懐かしいといって写真に見入っている方もいらっしゃいました。子供たちの中にも、保護者といっしょに見ている姿がありました。来年にむけて学校だけでなく、地域にも知っていただいてたくさんの方にお祝いしていただけると、ありがたいです。