泉丘通信ニュース

令和6年度入学式が行われました

 4月21日(日)金沢泉丘高等学校ならびにNHK高等学校の入学式が行われました。普通科150名ならびに衛生看護科1名、計151名の入学が岡橋校長より許可されました。また、NHK学園高等学校より9名の入学がありました。

 これまでの時間や場所を変え、一歩外の世界に踏み出した新入生の皆さん。これから世の中のことを新聞などで知りながら、自分たちの立ち位置をしっかりと見据えましょう。そして、今日この日から、日々のレポートやスクーリング参加など目の前のことを一つ一つ丁寧に取り組み、新たな学校生活を楽しみ、いろいろな事に挑戦してみてください。

 22日(月)には入学生オリエンテーションでレポートの書き方や学習の進め方の説明があります。通信制のしくみに慣れ、自分のペースを早くつかめるといいですね。新入生のこれからの一歩一歩の営みを期待するとともに応援していきます。

 

第67回卒業証書授与式が行われました

 3月10日(日)第67回卒業証書授与式・NHK学園第58回卒業証書授与式が行われました。

 寒さの残る日ではありましたが、天候に恵まれ、卒業生の晴れやかな顔が並びました。

 担任の呼名の後、左古亜里沙さんが卒業生163名の総代として証書を受け取りました。在校生代表として送辞を読んだ河岸侑来さんは、卒業生たちのあきらめない姿を称え、自分たちの手本となってくれたことへの感謝を伝えました。続いて、卒業生代表の辻英哲さんは、入学当時に不安を抱えていたけれど、通信制の生活を経て、自分の可能性に気づくことができたと答辞を述べました。

ー自分らしく生きていこうと思います。

そう締めくくられた答辞は、卒業生たち皆の気持ちを、未来へ向けて奮い立たせたのではないでしょうか。どちらも卒業生、在校生全員の立場を思いやる、心に響く挨拶だったと思います。

 ご臨席いただきました、ご来賓の方々、関係の先生方、卒業生の保護者の皆様方に心より感謝申し上げます。

 最後になりましたが、卒業生の皆さま、ご卒業おめでとうございます。皆さんの門出を心から祝福し、これからのご活躍を祈念いたします。

能登半島地震による教育費負担軽減奨学金について

 能登半島地震により被災された世帯で、収入が急激に減少するなど家計の急変が生じた場合に、返還を要しない給付型の奨学金を給付します。

 資料をご覧いただき、該当される方は学校事務室まで申し出てください。申請書の提出期限は2/29(木)となっております。

詳細はこちら→教育費負担軽減奨学金案内.pdf

 ご不明な点は、学校事務室(TEL 076-241-6117)までお問い合わせください。

令和6年度4月入学募集要項

令和6年度4月入学の募集要項(新入、転入、編入)をアップしました。下記のリンクからご確認をお願いします。
  4月入学の募集はすべて終了しました
  募集要項のページ → こちら
また、通信制を理解して出願していただくため、入学を希望される方は、必ず学校説明会に参加してください。
  学校説明会はす
べて終了しました
  学校説明会のページ → こちら

地震等で、今後、募集要項が変更になる場合があります。最新の募集要項は適宜、このホームページで確認して下さい。

学園祭が行われました

11月5日(日)第41回学園祭が開催されました。

 好天にも恵まれ、午前は130人あまり、午後は約100人と昨年を上回る生徒が参加しました。

 午前中の舞台パフォーマンスでは、

・加賀豊年太鼓演奏        

・金沢学院大学ストリートダンス部 ダンスパフォーマンス

・生徒有志発表

・ビンゴゲーム 

が行われました。

 太鼓のズシンと内臓に響く音色に圧倒され、金沢学院大学ストリートダンス部の皆さんの笑顔と軽快なダンスに元気をもらい、会場は熱気に包まれました。有志発表では、切れの良いダンスを披露してくれた生徒、美しい歌声で弾き語りをしてくれた生徒、しっとりとしたギターと歌声で魅了してくれた生徒、心に沁みるオリジナル曲を魂を込めて歌ってくれた生徒…どれも素敵なものでした。

 午後の部では、

・展示(1年次生)

・ゲーム、クラフトコーナー(2年次生)

・カレー、おにぎり販売(生徒会)

・ドーナツ販売(3年次生)

・お茶席(4年次生・NHK生)

・古本市(生徒会)

が準備されました。

 ドーナツ・カレー・おにぎり・お茶席のチケットはいずれも完売する盛況ぶりでした。食事を終えた生徒たちは古本市や展示コーナーでゆったりと過ごしたり、お茶会で雅びやかな時間を楽しみました。クラフト・ゲームコーナーでは、ミニフラワーアレンジを楽しむお子さんや、射的などのゲームに盛り上がる生徒たちなどの笑顔がたくさん見られました。

 

生徒の感想や当日の様子は→こちら

 

定時制通信制生徒生活体験発表会「青春のこだま」が行われました

 10月7日(土)に本校啓泉講堂で定時制通信制生徒生活体験発表会「青春のこだま」が行われました。

 当日は県内の定通高校6校(輪島高校は周年行事のため欠席)の生徒が集まり、各学校の選考会で選ばれた代表者の発表に耳を傾けました。辛い思いを乗り越えた経験や、そこから気づいたこと、これからの夢など、自身の率直な思いを丁寧に言葉で表現した素晴らしい発表ばかりでした。多くの生徒たちが自身の迷いや不安に寄り添ってもらった気がしたのではないでしょうか。

以下、生徒の感想です。

・私は過去の行動や決断を何度も後悔して、今に至ります。「あの頃こうしていれば、未来は変わっていたのではないか」発表者のその言葉を自分も実感していたため、とても共感しました。しかし、最後の「その時の自分がいなければ今の自分はいない」という言葉に救われた気がします。

・色んな悩みが人それぞれにあって、私だけじゃないたくさんの人たちが毎日頑張っているのだと改めて実感しました。

・この会をきっかけに自分自身のこれからや、やりたいことについてもう一度考えて、たくさんの人の中で自分らしく頑張っていきたいです。

・同年代の人が話してくれて、それを聞くことで少し勇気を分けてもらえたと思います。

・自分とは違う環境で悩みながら生活している方の話を聞いて、新しく知れたことや、自分にはない考えを得ることができました。

 

 

卒業生と語る会が行われました

9月10日(日)・11日(月)4時間目に、「卒業生と語る会」が行われました。


講師として、10日は5名、11日は2名の本校卒業生が来てくれました。卒業生には、在学中の思い出や、生徒会で出会った仲間とのお話、進路選択の時期やきっかけなど、多岐に渡ってお話いただきました。終始生き生きとした卒業生の語りに、聴衆みんなが元気をもらったように思います。

 在学生たちは、自身のことに照らし合わせながら真剣に話を聞いていたようで、質問にも手が上がり、生徒たちの進路への関心の高さがうかがえました。

駒村千尋さん 平坂琴音さん 藤森ルカさん 水野聖さん 宮川瑛太郎さん 村中亜由美さん

ありがとうございました。

生徒の感想から抜粋したものを以下に掲載します。


・3年生になってから進路を決めている先輩もいたので、安心しました。

・特に印象に残っているのは、「通信制に入らなければ今の私はいなかった。通信制に入ったことを後悔していない」という言葉です。(中略)私も先輩のように、将来通信制に入ったことを後悔していないと胸を張って言えるようになりたいと思いました。

・留学経験のある方の話を聞いて、自分も留学願望があるので勉強になりました。

・友人がいなくても一人で頑張れる人もすごいんだ、というお話にとても励まされました。

・9月転入のため、不安が結構あったけど、少し軽くなった気がしました。

・通信に通っていることに対しての不安感がほんの少しだけあったけれども、どんな選択をしてもそれに自信を持つということを大事にしたいです。

・先輩方の多くが3年生になってから進路を決めていたようだし、(中略)今のうちにいろんなことにチャレンジして、自分のしたいことやしたくないことを見極めていこうと思った。

・どんなことでもまずはやってみることで自分の向き不向きを知れたり、無駄になることはないのだと思ったので、興味のあることなど、積極的にチャレンジしていきたいと思いました。

校内生活体験発表会が行われました。

 7月2日(日)4時間目に、校内生活体験発表会が行われました。

 当日はたくさんの生徒が聴衆として集まり、7名の発表を真剣に聞いていました。発表を聞いた生徒からは「苦しさやつらい思いがある中、大勢の前で最後まで発表しきっていたことが本当にすごいと思いました。」「7名の発表を聞いて、あまり気負わずに生きていこうと思いました。」「私だけが焦っている訳ではないのだと思い、少し落ち着くことができた。」など、多くの感想が寄せられました。

 最優秀賞には、友人からの一言やアルバイトでの経験によってこれまでの煩悶を乗り越えられたことを堂々と語ってくれた4B西尾季華さんが選ばれました。優秀賞には、これまで学校で感じてきた辛さが、通信制を選択したことにより変化していったことを切々と語ってくれた2C吉田和歌菜さんが選ばれました。

表彰は以下の通りです。(敬称略)

最優秀賞  4B 西尾  季華 「私を変えた一言」

優秀賞   2C 吉田  和歌菜 「私の現実」

優良賞   2A 金田  惠 「常に楽しむ」

     2B 佐久間 ひとみ 「回り道してきた私」

     2C 菱村  悠里 「私の変化」

     3A    清水  慶人 「適当に生きる」

     4C 今成  菜々 「普通の中にいること」

青春のこだま

 10月8日、本校啓泉講堂において、第70回石川県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表会「青春のこだま」が開催され、県内の定時制・通信制高校から9名の代表が発表を行いました。悩んだり辛かったりした時期に自分や周囲の人々について感じたこと、現在の自分を見つめる中で考えること、将来への思い、など自らの経験から語られる言葉から多くの感動とエネルギーをもらいました。
青春のこだま 本校2年の瑛哲さんは「拝啓、歩みを止めた貴方へ」のタイトルで、通信制への転学をきっかけに、自分で時間をコントロールし生活することの充実感、働くことを通じて得た社会の一員という実感が、今の自分を動かしていると語りました
。そして、過去の自分と照らし合わせて、苦しんでいたり悩んでいたりする人に、「次の一歩」があることを伝えました。さんは石川県高等学校定時制通信制教育振興会優良賞を獲得しました。

卒業生と語る会

9月11・12日、「卒業生と語る会」を開催しました。2日間でのべ6名の卒業生が、現在の自分の状況、高校在学中の思い出、進路実現に向けての日々の苦労などを後輩へ語ってくれました。様々な経験を経て本校に入学し、通信制での生活を通じて自分を高めた経験談は、在校生に大いに参考になったようです。通信制での学習や進路に関する不安などにも丁寧に回答してくれ、在校生の励みになりました。終了後、個別に生徒の進路相談のために残ってくれた卒業生もおり、とても有意義な時間となりました。参加してくださった卒業生の皆さん、ありがとうございました。
卒業生1卒業生2